膵管破裂一歩手前だった!

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膵臓ガンの多くは膵管細胞ガンであり、がん細胞によって膵管が閉塞されて、場合によっては膵管が破裂という悲惨なこともあるらしい。膵臓は脂肪組織の中に浮いているような状態だが、膵管が破裂して膵液が周囲の組織を溶かすと急性膵炎となり、かなり危険な状態だという。

6月12日添付した私の膵臓のCT画像を再びアップしたが、膵臓の右半分の中央部に見える黒い筋は、本来はCTでは見えるはずのない膵管である。中央部(黄色の丸)の腫瘍によって膵管が閉塞されて膵液の行き場がなくなり膨らんでいるのがよく分かる。つまり膵管破裂の一歩手前だったということに、今になって気づいたという訳だ。

関わってきた4人の医師がみんな「とにかく急いで」といったわけはこれを危惧していたからに違いない。組織検査をせずに手術に踏み切った理由も同じであろう。

手術の結果も「あと数ミリ血管に近ければ、あるいは血管にガンが浸潤していれば手術はできなかった」との説明だったから、いくつもの危ない橋を紙一重の差でかわしてきた幸運の連続だったんだと、今頃になってヒヤリとしている。


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