サイトアイコン 残る桜も 散る桜ー膵臓がん完治の記録

膵臓がんの5年生存率

今日5月9日は32回目の結婚記念日です。娘も付きあって妻と3人で近所の寿司屋へといったのですが、時期をずらした連休休みで閉まっていました。タクシーを拾って大森駅前までいき、「びっくり寿司 大森店」に。ここはよく行く寿司屋ですが、最近リニューアルしたようで内装もきれいになっていました。


「毎日jp」の「がん 50話」に膵臓がんに関する興味深い記事があります。
5月8日の第7話には「5年生存率」と題して、次のような記述があります。

地域がん登録が実施されていて、さらに正確な予後情報を把握している地域の例として、大阪府における生存率を調査し、

大阪府のがん患者さんの5年生存率の最新の値は、1999年にがんと診断された方のものです。数値はがんが発生した部位別の5年相対生存率(相対生存率はがん以外の理由で死亡した影響を除去した生存率)です。
がん全体では42%。乳房や前立腺では70~80%程度と比較的良好です。しかし、膵臓(すいぞう)では5%と良くありません。予後は当然、見つ
かった時のがんの広がり(進行度)や年齢、治療内容、合併症によっても異なります。なお、ここでの生存率はあくまでも過去の平均的な値であり、診断や治療
の進歩により、変化するものと考えてください。(大阪府立成人病センター調査部、伊藤ゆり)

やはり膵臓がんの生存率は他のがんに比べて圧倒的に低いのですよね。しかし、これは全ての膵臓がんの平均値です。手術ができないがんと手術可能だったがんをひっくるめた平均値です。

私たちの施設では、手術に局所再発防止のための放射線療法や肝転移防止を狙った化学療法を併用することで、血管まで浸潤した進行膵がんでも50%近い5年生存率が得られるようになっています。(大阪府立成人病センター消化器外科部長、大東弘明)

と紹介されているように、手術が可能であった膵臓がんの場合は50%の5年生存率もありうるということです。

生活を見直してストレスを極力なくす。玄米菜食を継続する。明るく希望を持って生きる。病気を受け入れ、落ち込まない。自分の力の及ばないことにはくよくよしない。これは諦めるということではなくて、人はいずれ100%、何かの原因で死ぬのだから、その何かが「がん」であっても良いのではないかという「悟り」に近い考え方です。

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