サイトアイコン 残る桜も 散る桜ー膵臓がん完治の記録

「がん撲滅サミット」に苦言、さて?

第54回日本癌治療学会学術集会」が10月20日からパシフィコ横浜で開催されます。22日(土)の市民公開講座「がん撲滅サミット」には、銀座並木通りクリニック 院長 三好立先生が『少量抗がん剤治療の名医』として登壇しますね。公開セカンドオピニオンを受付けています。

開催を妨害

ところで、このサミットのメンバーに対して、卵巣がん体験者の会スマイリーが、疑問を呈した文書を提出したそうです。

文書の内の一部にはこう書かれています。

今回、市民公開講座として提供される「がん撲滅サミット2016」の関係者や当日壇上に上がるパネリスト等のなかには、長年にわたり有効性安全性が確かではない治療法を「身体にやさしい」とか「画期的な治療法」と謳い自費診療として患者に行なってきた医療機関の医師がいます。こうした医師を「トップガン」などとして「公開セカンドオピニオン」などするようなシンポジウムを本当に日本癌治療学会が市民に対して提供してよいのでしょうか?

パネリストの中で該当しそうな先生は、上にあげた三好立先生、「動脈塞栓術を中心とした体に優しいがん治療」を展開しているIGTクリニック院長 堀信一先生でしょうか。

お二人とも、すい臓がんのブログで何人かの方が触れている医師ですね。先日の旧『すい臓がんカフェ』(現在は『膵臓がん患者と家族の集い』)でも、ある方に銀座並木通りクリニックはどうですか、と紹介したものでした。

エビデンスのない治療法は勧められない。これは正論です。しかし、エビデンスの存在しない病気、病態になった場合(例えば、ステージ4で腹膜播種、肝転移がある場合の抗がん剤は何を使うか?)には、患者は治療をあきらめなければならないのでしょうか?

セカンドライン(最初の薬が効かなかったとき)の抗がん剤には、一部の癌を除いてエビデンスはありませんよ。でもがん拠点病院で日常的に投薬されています。

エビデンス至上主義では現場の医療は廻らない。患者の希望に添うことも難しいと思うのですが、さて、皆さんはどう考えますか?

免疫療法もインチキ・クリニックは多いですが、この辺りは評価が分かれるところでしょうか。私の場合だったら・・・、う~ん、瀬田クリニックには行かないね。「がん相談 蕩蕩」は、中川恵一がいるだけで、インチキ臭い。

代替医療の相談を受けたときは、本当に悩みますね。「エビデンスはありません。標準治療を勧めます」とか「あとは緩和医療でしょう」と言えれば簡単なんですよ。標準治療で効果がないから相談しているのに、って叱られますからね。スマイリーは素晴らしい活動をされている患者団体です。かたぎさんの意見の多くには賛成です。でも、それだけでは割り切れないのですよね。

モバイルバージョンを終了