サイトアイコン 残る桜も 散る桜ー膵臓がん完治の記録

ドクターXはナノナイフ

昨夜のドクターX観ました。
城ノ内先生が、ステージⅣaの局所進行膵癌(転移なし)で、門脈に腫瘍が絡んでいるため手術ができない。

そこで大門が不可逆電気穿孔法(IRE knife)で腫瘍を焼き切ろうとするが、不整脈が頻発してすべてを焼き切ることができない。

しかし、IREの効果で腫瘍が縮小して、門脈から腫瘍が離れてダウンステージ。膵頭十二指腸切除術が可能となって、根治的手術ができ、めでたしめでたしという筋書きでした。

IRE knifeとは、どうやらナノナイフのことですね。正式名称が「IRE knife」らしいです。ドラマで使った機器↓

ナノナイフの画像↓

ナノナイフと抗がん剤を併用すれば、腫瘍が縮小してダウンステージの可能性もあるから、希望が持てる話です。

森安医師(多分ドラマの監修をされたのでしょう)の『期待の膵臓癌治療─手術困難な癌をナノナイフで撃退する!』では、このように紹介されている。

癌が複雑に欠陥に絡みついて、数年前までは打つ手がなかったような膵臓癌に対しても、このナノナイフで治療が可能になった。アメリカでは外科手術とナノナイフを組み合わせる治療がされている。癌を取り残すことなく、再発を防ぐ効果を上げているという。

しかし、このドラマを始めて見たが、ドタバタ劇だったんだね。こんなドラマが視聴率を稼ぐのか。

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期待の膵臓癌治療-ナノナイフ - 残る桜も 散る桜
期待の膵臓癌治療─手術困難な癌をナノナイフで撃退する! (希望の最新医療シリーズ)posted with ヨメレバ桜の花出版 取材班 星雲社 2016-09-16    AmazonKindle楽天ブックス楽天kobo7nethonto             久しぶりの「今日の一冊」ですが、まだ発売前の本です。膵臓がんへのナノナイフ手術の第一人者森安史典医師へのインタビューをまとめた本です。 森安史典(もりやす・ふみのり)1950年、広島県生まれ。75年、京都大学医学部卒業後、倉敷中央病院、天理よろづ相談所病院、京都大学...
今日の一冊(54)『期待の膵臓癌治療─手術困難な癌をナノナイフで撃退する! 』 - 残る桜も 散る桜
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