サイトアイコン 残る桜も 散る桜ー膵臓がん完治の記録

ニンジンジュースと免疫


リンパ球バンクの藤井さんが興味深い記事をアップしています。

「小林真央さんも飲まれるというニンジンジュース」

リンパ球バンク(株)のANK自己リンパ球免疫療法がよいのかどうか、よくは知りませんが、社長の藤井さんのブログは興味深く読ませてもらっています。

免疫細胞には動物性タンパク質が必要なのです。肉を食べないとがんと闘うはずの免疫細胞がつくれません。

たまにニンジンジュースだけでがんが治った、元気に生きている人がいますが、消化器内に特殊な「原生動物」がいて、それが野菜ジュースから動物性タンパク質をつくるのだそうです。

つまり、こういう特殊な腸内生物をもっている方の場合は、野菜ジュースだけを採っていても腸内で、牛肉の元に近いものがたくさんつくられるのです。
結局、たくさん、肉を食べているのと同じだから元気に生きられるのです。

ニンジンジュースだけでがんが治った!は確かにいるのでしょうが、その真似をしても自分の体内に特殊な腸内生物がいなければ、免疫力が弱ってがんの方が元気になるだけです。

ゲルソン療法にしても同じです。肉ばかりを食っている欧米人への「肉を減らせ」との提言が、食生活の違う日本人に余計なことを伝えてしまったと謝罪しているそうですから、ゲルソン療法(その亜種の済陽式なども)はよく考えた方がよいですね。

もっともゲルソン療法はアメリカでは違法なので、国境に近いメキシコに病院を開設しているそうです。

何を食べればよいかは、身体がよく知っているはずです。しかし、最近はそうした”動物としての感覚”を失ってしまった人間が多すぎます。

久留米大学がんワクチンセンター長の伊東恭悟先生も『がんを生きよう―あなたのT細胞が治療の主役です』で、次のように述べています。

がんを生きよう―あなたのT細胞が治療の主役です

伊東恭悟
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