昨夜の「ためしてガッテン」は1000回記念とのことでテーマは「免疫力」でした。
ちょっと首をかしげたくなる内容も多いこの番組ですが、今回のは及第点じゃないかなぁ。
がん患者にとっては、治療法の選択以外に自分にできることは、免疫力をアップさせることくらいです。
このブログの主要なテーマも、自己免疫力を高めていかにがんと戦うかです。
オプジーボのすごい所は、人間に本来備わっている免疫力がフルに力を出せば、これまでは治療効果がなかったがん細胞ですら、一晩で消滅させることもできる。それを証明したことでしょう。
- 充分な睡眠
- 日中に交感神経の活性化を押さえてリラックスする(副交感神経モード)
ことであると、京都大学 ウイルス・再生科学研究所教授 河本宏氏の説明でした。
リンパ球はリンパ節内で敵の学習をしています。交感神経がONでは出口が狭まってリンパ節内にとどまっているが、OFFになると出口が広がって血管内にパトロールに出かけて、がん細胞を見つけると攻撃をする。
このあたりのことは過去記事にも書いてあります。
この本は"絶対"のお勧めです。がんを生きよう―あなたのT細胞が治療の主役ですposted with ヨメレバ伊東恭悟 医学と看護社 2015-06-10 AmazonKindle楽天ブックス7nethonto 久留米大学がんワクチンセンター長の伊東恭悟先生が、最近上梓された『がんを生きよう―あなたのT細胞が治療の主役です』。まえがき「はじめに」にはこう書かれています。私たちは、身体の中に7千億個もあるT細胞(免疫担当細胞の中心となるリンパ球)のおかげで感染やがんから免れて... 今日の一冊(9)『がんを生きよう』 - 残る桜も 散る桜 |
交感神経をリラックスさせて、リンパ球(白血球)を増やすために効果的なのは、
4位の瞑想、サイモントン療法やカバットジンの瞑想法をやっています。
6位の緑茶。これは深蒸し茶をお茶ミルで挽いて飲む。毎日5杯以上は飲み続けています。
こうしてみると、1~6位までで、5つ実行しています。おかげでかどうか分かりませんが、膵臓がんになってから風邪をひいたのは1~2回位でしょうか。それもちょっと微熱が出る程度で一晩寝れば治ってしまいます。
バナナを食べれば白血球が増えるとの都市伝説もありますが、バランスよく食べてよく寝て、ストレスを溜めないこと。これが正解ではないでしょうか。