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切除可能膵管腺がんに対する術前化学療法、2年全生存率の改善示さず

2021年1月14日、医学誌『JAMA Oncology』にて切除可能膵管腺がん(PDA)患者に対する術前化学療法としてのmFOLFIRINOX(オキサリプラチン+イリノテカン+フルオロウラシル)療法、ゲムシタビン+ナブパクリタキセル療法の有効性、安全性を検証した第2相試験(NCT02562716)の結果がUniversity of CincinnatiのDavendra P. S. Sohal氏らにより公表された。

オンコロ
切除可能膵管腺がん患者さんを対象に術前化学療法としてmFOLFIRINOX療法/ゲムシタビン+ナブパクリタキセル療法の有効性・安全性を比較検証した第2相試験の結果、2年生存率はmFOLFIRINOX療法が47%、ゲムシタビン+ナブパクリタキセル療法が48%で顕著な改善効果を示しませんでした。
切除可能膵管腺がんに対する術前化学療法としてのmFOLFIRINOX療法/ゲムシタビン+... - がん情報サイト「オンコロ」

ポイント・結論

切除可能膵管腺がん患者が対象の第2相試験
術前化学療法としてmFOLFIRINOX療法/ゲムシタビン+ナブパクリタキセル療法の有効性安全性を比較検証
・2年生存率はmFOLFIRINOX療法で47%、ゲムシタビン+ナブパクリタキセル療法で48%と、顕著な改善効果は示さず

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