サイトアイコン 残る桜も 散る桜ー膵臓がん完治の記録

期待の膵臓癌治療-ナノナイフ

XT2F1015この日の曼珠沙華のベストショット・・・かな?


8月の記事『今日の一冊(54) 期待の膵臓がん治療』で紹介した本を入手して読み終わりました。ナノナイフについて、メリットもデメリットも良く取材して書かれています。

前回の記事で言い尽くした感がありますが、何点か追加すると、

ナノナイフ治療が適用になる条件

  1. 遠隔転移や腹膜播種がない「切除不能の局所進行膵臓がん」
    つまりステージ4aの血管に絡みついて切除できない膵がん。
  2. PSがPS0,PS1である。全身状態が良い患者

です。これまで手術不可であった4a、4bのうち、4aの患者を救えないかという話です。

実施している病院は、

ナノナイフではステージ4aの膵がんの治療できますが、膵がんの場合は局所にあると思われても、実際には目に見えないがん細胞が広がっている場合が多い。そのために、ナノナイフで局所のがん細胞を殺しても、再発・転移する例が多いのです。

これは重粒子線や陽子線でも同じことです。膵臓がんが難治性がんだと言われる所以です。

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