サイトアイコン 残る桜も 散る桜ー膵臓がん完治の記録

水田賢一さんの手記:膵癌ステージ4bからの生還

ステージ4bの膵臓がんから、3度の手術を経て奇跡的に生還した水田賢一さんという方がいます。元兵庫県川西市の副市長でした。

2016年に膵臓がんの病期分類が変更されて、現在はステージ4はひとつですが、2016年以前はステージ4aと4bに分かれていました。つまりステージ4bというのは、病期分類では一番悪い状態です。

水田さんは膵臓がんのステージ4bから、どのようにして奇跡的に生還したのか。その手記が「市民のためのがん治療の会」に掲載されました。

いつでもどこでもだれでもがんについての良質な情報を早く安く簡単に得ることができます。個人にとって最適ながん治療を一緒に考えましょう。市民のためのがん治療の会では、セカンドオピニオンをおすすめします。胃がん、肺がん、舌がん、前立腺がん、大腸がん、すい臓がん、子宮がん、皮膚がん、肝臓がん、膀胱がん、咽頭がん、子宮頸がんなど、 放射線治療などの切らずに治すがん治療の情報も含め、 個人にとって最適ながん治療を考えようという気持ちの現れです。
市民のためのがん治療の会 - 

これらの経験から私は皆さんに伝えたいことがあります。 1つには医療者の方々へのお願いです。 そこに、僅かにでも治る可能性があるなら、とことん救っていただきたい、救う努力をしていただきたいと願うのです。 膵臓がんだから、ステージⅣだから、転移があるから、治療しても無駄だとは考えないでいただきたいと願うのです。 かすかな可能性でもそこにあるなら、治療を進めてほしいのです。

また、その経過は本にして出版されています。

またこのブログでも何回かに分けて、水田さんが受けた特殊な治療法についても紹介しています。

水田賢一さんの闘病記『ステージⅣbからの脱出』を読み終わりました。水田さんは昭和24年生まれですから、私と一歳違い、同年代の方です。人間ドックの腫瘍マーカーの検査でCA19-9が基準値を超えていたことにより膵臓がんが見つかります。すぐに手術をしますが、腹膜播種があり、膵尾部の腫瘍には手をつけずにお腹を閉じたのです。この時点でステージⅣb を宣告されます。(2013年ですから旧分類です。現在の新分類ならステージⅣ)そして園田隆医師のもとで抗がん剤治療を行います。抗がん剤で腫瘍を縮小させて手術に持ち込もうという計...
闘病記『ステージⅣbからの脱出』 - 残る桜も 散る桜

園田医師の抗がん剤の耐性を解除する特殊な治療法についても、記事の下の「このブログの関連記事」に紹介していますのでご覧ください。

モバイルバージョンを終了