日本膵臓学会のサイトに、『膵癌診療ガイドライン 2019』及び『 日本膵臓学会のサイトに、『膵癌診療ガイドライン 2019』及び『膵癌診療ガイドライン2019 解説』の補充ページが公表されました。
これはリムパーザ(オラパリブ)が膵癌に拡大適用されることに伴った対応ですが、昨年末に適用されてから10ヶ月後とは、随分のんびりした対応ですね。
昨年12月のリムパーザ(オラパリブ) の適用拡大の記事はこちらに書いてあります。
FOLFIRINOX治療後の維持療法として第3相試験(POLO試験)の結果を受けて承認申請をしていたリムパーザ(一般名:オラパリブ)が、膵癌に適用拡大されることが承認されました。アストラゼネカ社のプレスリリース2020年12月25日付で、「相同組換え修復欠損を有する卵巣癌におけるベバシズマブ(遺伝子組換え)を含む初回化学療法後の維持療法」、「BRCA遺伝子変異陽性の遠隔転移を有する去勢抵抗性前立腺癌」および「BRCA遺伝子変異陽性の治癒切除不能な膵癌における白金系抗悪性腫瘍剤を含む化学療法(FOLFIRINOXに含まれるオキサリプ... リムパーザ(オラパリブ)が膵癌にも拡大適用される - 残る桜も 散る桜ー膵臓がん完治の記録 |
BRCA遺伝子変異があり、FOLFIRINOXの痺れが酷くて治療を継続できない患者さんにとっては選択肢が増えます。
患者・家族向けの解説ページを載せておきます。