コロナワクチン 予約は受け付けるが・・・
今日は月に一度のアヘンチンキとリパクレオンをいただく日です。
病院に行くと「コロナワクチンについて」の張り紙がありました。
「基礎疾患のある方は六十歳以下であっても予約を受けています。しかしワクチンの供給がいつ来るのか、いつから注射ができるのかは不透明です」と書かれています。
看護師さんに「あなた方はワクチンは打ったのですか?」と尋ねましたが、「まだです」との返事です。
受付では80歳ぐらいの方でしょうか、しつこくワクチンのことを聞いていました。
毎日の記録更新だとか、重傷者が過去最高とか、死者の数もこれまでで最大だとかそういったニュースを聞かされると、高齢者でなくても不安にはなるのでしょう。
しかし誤解を恐れずに言えば、これまでの死者の数は1万人余り。交通事故の死者と比べてそんなに多くはありません。いやいや、だからコロナが交通事故とおなじと言いたいわけではないのです。リスクを定量的に受け取りましょうというだけの話です。
ワクチンが普及すれば全て解決するというふうなワクチン神話に、危なっかしさを感じているだけです。サーバーがダウンしたり電話回線がパンクしたりと予想がつきそうなものなんですが、「仮定の質問にはお答えできません」などと、事前に対策をしようなどとの気持ちのない政府ですから、無理もありません。
コロナを克服しつつある国は共通して、ワクチンと無症状者への PCR 検査を並行して行い、見つけた感染者を隔離しているのです。
ところが日本は水際作戦にしてもインドやネパールからの入国者の制限が遅い。やっと始まっても自宅で6日間の自主隔離など徹底した対策がされそうにありません。
尾身茂分科会会長が、「広範な PCR 検査と無症状者を見つけて隔離すべき」と言い出しました。大歓迎ですが、それを1年前に言っておくべきでしたよ。しかしこの尾身茂会長の提言を、政府が素直に実行するとは思えませんね。
アスリートには優先的に摂取するというワクチンですが、高齢者全員にはいつ届くんでしょうかね。菅総理は「7月中には」と言うのですが、無理ではないでしょうか。その時は彼の政治生命は終わりです。
まあ、私としては高みの見物です。