科学・哲学
今日の一冊(182) 「がん活」のすすめ:がん患者にこそがんの予防法が必要!
「がんと告知されたのに、今さら生活習慣の改善(予防)なんて意味があるの?」
そう感じてしまうのは、無理もありません。告知のショックの中では、予防は「健康な人がすること」に見えてしまうからです。しかし、私たちがここで提案する「がん活」は、過去の習慣を悔やむためのものではなく、あなたの「今」を守り、「未来」を切り拓くための能動的な生存戦略です。
予防とは、病気になる前に防ぐためだけの言葉ではありません。今あるがんを「暴れさせない」、そして眠っているがん細胞を「二度と目覚めさせない」ための、立派な治療支援なのです。「手遅れ」などということは決してありません。今日、あなたが選ぶ食事が、あるいは数分の運動が、明日のがん細胞の動きを左右する決定的な要因となるのです。
銀河系と私たちの治癒系
世界が非線形であるのなら、私たちの体もがんも、原因と結果が一対一にならない非線形な複雑系である。
非線形科学は、全体は部分の総和ではないと考え、全摘なアプローチを唱える。がん治療も臓器を見るだけでなく、精神やスピリチュアルな部分を無視しては成り立たない。
残念ながら「治癒系」が確かに存在するにしても、それをどのように活用すれば100%がんが治るかとなると、分かりません。我々はまだその一部に関する知識しか持ち合わせていないのですから、100%これで大丈夫とはならないのです。
しかしその治癒に向かう確率を高めるための方法は、数十年間そうした治療を続けてきた人たちが紹介してくれています。これを利用しない手はありません。