2016年10月31日 / 最終更新日時 : 2020年2月20日 キノシタ EBM エビデンスだけでがん治療ができるのか?(5) 脳神経学者であり医師の中田力氏は、『穆如清風-複雑系と医療の原点』でこんなことを言っています。 医療における不確定性は、複雑系のもたらす予想不可能な行動に由来し、実際にやってみないと結論が出せないことで満ちている。そして […]
2016年10月26日 / 最終更新日時 : 2022年4月18日 キノシタ EBM エビデンスだけでがん治療ができるのか?(4) マーク・トウェインは「世の中には3種類の嘘がある: 嘘、大嘘、そして統計だ」と言ったそうです。統計の持つ特徴を的確に表しています。『統計で嘘をつく方法』という本もありましたね。 「10人の患者が〇〇療法をやったら、1人の […]
2016年10月25日 / 最終更新日時 : 2018年9月2日 キノシタ EBM エビデンスだけでがん治療ができるのか?(3) 「有効性と安全性の確認された標準治療」とよく言われます。しごくあたりまえのことのようですが、がん治療に関してはちょっと首をかしげたくなります。 安全性を確認する第一相試験は、一般的な医薬品ならボランティアの若い健常者を対 […]
2016年10月25日 / 最終更新日時 : 2018年9月2日 キノシタ EBM エビデンスだけでがん治療ができるのか?(2) ガイドラインにはエビデンス(科学的な根拠)・レベルが、質の高いものから、 Ⅰ システマティック・レビュー/RCT のメタアナリシス Ⅱ 1 つ以上のランダム化比較試験による Ⅲ 非ランダム化比較試験による Ⅳa 分析疫学 […]
2016年10月23日 / 最終更新日時 : 2019年12月15日 キノシタ EBM エビデンスだけでがん治療ができるのか?(1) 標準治療は多くの患者の命を救い、延命効果も期待できるので無視すべきではありません。医療の進歩によって、これまでは治らないがんも治るようになり、抗がん剤によってある程度の延命も期待できるようになりました。近藤誠氏はそうは言 […]
2016年10月20日 / 最終更新日時 : 2018年5月30日 キノシタ 写真道楽 奥只見湖に行ってきた 昨日日帰りで、奥只見湖と一ノ倉沢に行ってきました。 スライドショー『奥只見湖&一ノ倉沢』 枝折(しおり)峠に4:30着。すでに、滝雲の撮影ポイントには6人ほどのアマチュアカメラマンが三脚を立てて待機してた。 「今日はどう […]
2016年10月17日 / 最終更新日時 : 2021年9月1日 キノシタ お薦めの記事 緩和ケアの冊子-ホスピスの探し方など 乳がん患者2人が緩和ケアの冊子を作ったわけ 日経Goodayの記事『乳がん患者2人が緩和ケアの冊子を作ったわけ』 チーム医療が大切と言われている。早い段階からの緩和ケアが患者の予後を改善すると言われている。しかし、現実に […]
2016年10月11日 / 最終更新日時 : 2020年2月9日 キノシタ お薦めの本 今日の一冊(60)『抗がん剤治療の正体』 全がん協生存率データとの比較 8日に発売になったばかりの、低用量抗がん剤治療を行っている梅澤先生の最新著作です。 低用量抗がん剤治療について「がん撲滅サミット」における騒動がありましたが、この著作でタイムリーに患者さんの […]
2016年10月7日 / 最終更新日時 : 2023年2月2日 キノシタ がん一般 がん撲滅サミット、抗議を受けプログラム変更 先の記事で紹介した「がん撲滅サミット」への患者団体からの抗議の件で大きな進展がありました。 副委員長を務めるはずだった銀座並木通りクリニックの三好立院長は副委員長からはずれ、公開セカンドオピニオンも別の内容に変更になって […]
2016年10月7日 / 最終更新日時 : 2020年2月13日 キノシタ お薦めの本 今日の一冊(59)『余命半年、僕はこうして乗り越えた!』 がんの外科医が診察中に下血。検査の結果は「肝転移を伴う、根治が難しい進行胃がん。治療しなければ余命半年」と、告げられる。 著者の西村元一先生は、金沢赤十字病院の副院長であり、大腸がんの手術を得意とする外科医です。それが一 […]
2016年10月4日 / 最終更新日時 : 2021年3月26日 キノシタ がん一般 「がん撲滅サミット」に苦言、さて? 「第54回日本癌治療学会学術集会」が10月20日からパシフィコ横浜で開催されます。22日(土)の市民公開講座「がん撲滅サミット」には、銀座並木通りクリニック 院長 三好立先生が『少量抗がん剤治療の名医』として登壇しますね […]
2016年10月2日 / 最終更新日時 : 2021年11月17日 キノシタ お薦めの本 今日の一冊(58)『すい臓がん・悪性黒色腫を乗り越えて』 肝臓転移の末期の膵臓がん(ステージⅣb)が、ジェムザールとTS-1の併用療法(GS療法)で腫瘍が縮小して手術ができ、5年を経過した桃田清友さんの闘病記。
2016年10月1日 / 最終更新日時 : 2021年10月7日 キノシタ 経済・政治・国際 長谷川豊の社会保障バッシング 「自業自得の透析患者は殺せ!」という過激なブログで大炎上した長谷川豊氏。過激な一部の言葉は削除したようですが、キャスターを務めていた大阪のテレビ番組と読売系の番組を降板させられたとのこと。それらへの恨みつらみをまたブログ […]
2016年10月1日 / 最終更新日時 : 2020年2月11日 キノシタ 写真道楽 スライドショー『巾着田の曼珠沙華』 曼珠沙華ももう終わりですね。ずいぶんと涼しくなってきました。 花言葉は「情熱」「独立」「再会」「あきらめ」「転生」「悲しい思い出」「想うはあなた一人」「また会う日を楽しみに」。最近膵臓がんで亡 […]