湯布院の朝霧を撮ったわけ、撮れたわけ
MYUさんがブログで紹介してくれた写真、大きなサイズでお見せします。
湯布院はいいですね。私が行ったのは2006年の11月ですから、膵臓がんの発見される前の年でした。気付かずとも、体のなかでは膵臓がんが育っていたのでしょうね。
せっかくMYUさんが紹介してくれたので、悪のりして大きなサイズをアップしてしまいます。flickerへのリンク画像ですので、フルサイズでご覧いただけます。
フルサイズといっても、当時使っていた一眼レフはEOS20D。800万画素(3504 x 2336ピクセル)なんです。今のフルサイズ機の4分の1位の画素数しかありませんが、これでもA1サイズに印刷して写真展に出品できたんですね。


泊まったのは、写真の合掌造り(鉄筋ですが)のホテル「ゆふいん 七色の風」でした。4時頃に目が覚めて外を見ると霧が出ている! 「しめた!」と、フロントを起こして懐中電灯を借り、カメラと三脚を担いで県道11号線をてくてくと狭霧台まで昇っていきました。結構車が通るんですね。懐中電灯を車に向けて、曳かれないようにしながら。
山道の途中で絵になりそうな配置で撮っています。シャッターは0.6秒から1/10秒程度ですから、三脚なしでは無理でした。
ホテルの明かりは大浴場ですね。まもなく消灯してしまいました。
湯布院の街はすっぽりと霧の下に隠れています。
私としては二枚目の写真が好きですね。山肌を駆け上るダイナミックな霧の動きと、住民が暮らす街の風情がかいま見えます。街灯がオレンジに3つ点いているのもアクセントになっています。
MYUさん。九州の旅、楽しんでくださいね。治療で疲れたからだと心が癒されることを願っています。