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『助け合いたい』~老後破綻の親、過労死ラインの子~

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貧困や生活保護のコミックを多く出しているさいきまこ氏の作品です。

「あなたは家族を捨てられますか?」と衝撃的な帯がついています。

助け合いたい~老後破綻の親、過労死ラインの子~(書籍扱いコミックス)

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神様の背中~貧困の中の子どもたち~

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年老いた親が病気になったとき、子どもはどのように助ければ良いのか。しかし、現実はその子どもも不正規雇用やリストラで、自分の生活だけで精いっぱいです。

団地住まいに憧れて、ローンで郊外にマイホームを持った団塊の世代夫婦。自宅は五階なのにエレベータはない。幸せな老後夫婦の生活も、夫が脳梗塞になったときを境に暗転します。

就職氷河期になんとか正社員になった長男は、会社のパワハラでうつ病になり離婚し、退職して漫画喫茶で生活するようになっています。

脳梗塞になった父親の介護のために一緒に生活するようになるのですが、そうすると、これまで使えていた介護保険の家事の援助が受けられなくなります。

医療費がかさみ、光熱費も払えなくなって、生活保護を受けようとするのですが、「息子さんが働けるでしょ」と冷たく受取を拒否される。

長男も自殺未遂に、一家心中まで考えるのですが、ソーシャルワーカーの援助を得て、なんとか生活保護の受給をすることができます。

しかし、生活保護家庭に対するバッシング。心ない近所の住民の噂話に肩身の狭い生活を続けて・・・。

最後はなんとかハッピーエンドらしき終わり方ですが、現実はもっと悲惨ですね。

一人住まいの世帯がどんどん多くなっています。老後破綻、介護離職に介護離婚に介護殺人。

このコミックの場合は脳梗塞でしたが、親ががんになったときも同様です。もっとたいへんかもしれません。何とか治る方法はないのか、高額な代替治療はと、インターネットで情報を探す作業も増えます。

友人や遠くの親戚が、「これで治った人がいる」と、怪しげな代替療法を紹介されるが、これらもビックリするような金額です。

夫婦の片方や親ががんになって、うつ病になる介護者も増えています。うつ病までは行かずとも、毎日が不安の連続です。

老後破綻や一家心中、介護殺人にならないためには、私は「家族を捨てる覚悟、子どもに捨てられる覚悟」も必要だと思います。本来は政治の力で救うべきですが、今の政府には期待できません。

われわれ団塊の世代は、「行く末は、いずこの里の 土まんじゅう」という覚悟もいるのではないでしょうか。


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