加島祥造さんのように生きるのは難しい

スポンサーリンク
【日 時】2020年1月18日(土) 13:30~17:00(開場・受付:13:20ごろ)
【場 所】京急本線 京急蒲田駅東口から徒歩3分、JR蒲田東口から徒歩13分 大田区産業プラザ3階 特別会議室
【対 象】膵臓がん患者とその家族、遺族
【参加費】1,000円(会場使用料及び資料代)
【定 員】 80名
【内 容】
●講演:押川勝太郎先生「がん治療の心得は登山と同じと知ってましたか?~トラブルを織り込んだ先読み能力が寿命を伸ばす~」
●患者さんどうしの情報交換会~フリートーキング

オフィシャルサイトはこちら
申込み受付を始めました。
LINEで送る
Pocket

「この爺さん、そんじょそこらの爺じゃない」で始まる加島祥造さんのETV特集を、NHKアーカイブで観ました。

「死は怖くないですか?」「なんでそんなこと聞くのよ。心配するなんか、くだらないことだよ」

Imageyositakapc007
これまで何回か加島さんの番組を観てきたが、今回の番組では「老子」も「タオ」もひと言も登場しなかった。

著作でもあまり触れることのなかった加島さんの挫折の人生、国立大学の教官として、また翻訳家として成功しながらも、本来の自分とは違うという葛藤の末に、職も家族も放り投げてしまう。そんな一見わがままとも見られる行動の裏に何があったのか。

世間的には無責任と非難されるような彼の人生だ。高校生の息子さんと奥さんを見捨てて、自分の心の命じるままに生きた人だ。そのために奥さんはひどい精神的状況になったという。その奥さんを支えたのは高校生の息子さんだった。

胃を三分の一も切ったというのだから、うつ病に近かったのかもしれない。加島さんとしてはこれ以外の方法は見つけられなかったのだろうが、私にはできそうもないなぁ。姜尚中さんとの対談も伊那谷の風景に溶け込んでいた。彼も息子さんを自殺でなくしているという。

Imageyositakapc006

姜尚中さんは、加島さんとの対談をきっかけに、東大を退職する。そして「これまでと違う人生を歩んでみたい」。「生きることは、幸せを見つけることではない」とぽつりと言う。

しかし、加島さんの生き方、何か違うなぁ。社会のしがらみを断ち切り、隠遁生活をするのが老子のタオなのか。違うような気がする。巧くは言えないが、原発のことも世の中のできごとにも目をふさいでいるだけで良いのだろうか。老子は決してそのようには言っていないのではないだろうか。人は決して独りでは生きられないのだから。

私も70歳、これまでとは違う生きた方をしてみようとは思うが、加島さんのような「だた、自分のために」という生き方は無理だね。できない。


がんと闘う多くの仲間がいます。

にほんブログ村 病気ブログ すい臓がんへ
にほんブログ村

にほんブログ村 病気ブログ がんへ
にほんブログ村


スポンサーリンク

このブログの関連記事

  • 加島祥造のタオ-老子 がんになったらこれまでの欲がつまらなくなった加島祥造のタオ-老子 がんになったらこれまでの欲がつまらなくなった 本棚を大掃除して、この50年間に貯めこんだ蔵書をたくさん捨てた。老年になって物質欲にこだわるのは見苦しいと考えたからだ。まず蔵書を整理しようとしたのはそのためだ。 残ったの […]
  • 小さき花小さき花 京都東山にある建仁寺は、臨済宗建仁寺派の総本山ですが、俵屋宗達の国宝「風神雷神図」があるお寺(現在は京都国立博物館に寄託)といった方が分かりやすいかもしれません。若き道元も入宋す […]
  • 中野孝次『ガン日記』を読んで思ったこと 引っ越し後の部屋の整理に忙しくてブログの更新はしばらく間が開きました。パソコン・インターネットの環境も元通りになったので、ぼちぼち書き続けます。 中野孝次の『ガン日記』は食道 […]
  • 道元の「生死」観:『正法眼蔵』がおもしろい 道元の『正法眼蔵』は難解だ。石井恭二や増谷文雄の訳を読んでもなんだか分かったようで、よく分からない。諸法の仏法なる時節、すなわち迷悟あり修行あり、生あり死あり、諸仏あり衆生あり。 […]
  • がん患者が考える『生』と『死』がん患者が考える『生』と『死』 私たちは、死を運命づけられてこの世に生まれてきた。しかし、その死を刑罰として受けとめるのではなく、永遠の解放として、安らぎの訪れとして受け入れることができるはずである。 ま […]
  • がんで死ぬのも悪くはないがんで死ぬのも悪くはない 死生観を持つ この記事、すい臓がんが見つかって手術を待っている時期のものです。ずっと考えは変わりませんでした。悟りとまではいかなくても、自分なりの死生観を持って […]
  • 「死」は終わりではない。必然なのだ。「死」は終わりではない。必然なのだ。 がん細胞はアポトーシスを忘れた細胞 細胞にはアポトーシス(自死)の機能が遺伝子に組み込まれている。自らの存在が不要になったとき、自ら判断して自殺するのである。分かりやすい事 […]
  • 長岡大花火を中継で長岡大花火を中継で 長岡の花火を一度は見てみたいが、多分生きている間には叶わないなぁ。で、テレビ中継で。 平原綾香の歌「ジュピター」に合わせて上がる「フェニックス」がいちばん良かった。 […]
LINEで送る
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です