「膵臓がん患者と家族の集い」のご案内


10/23『膵臓がん患者と家族の集い』

【日 時】2022年10月23日(日) 14:00~17:00(開場:13:45)
【会場1】大田区産業プラザPiO 6階D会議室
【参加費】1,000円(会場1への参加者のみ)
【会場2】YouTubeでのオンライン同時配信:参加費は無料
【対 象】膵臓がん患者とその家族、遺族
【定 員】合計 約 100名
【内 容】
第1部 講演:「膵臓がんから15年、治った理由」木下義高
第2部 患者さん同士の情報交換・交流会
リアル会場での参加とYouTube同時配信のハイブリッド開催となります。
参加申込受付中です。

詳しくはオフィシャルサイトで

がん患者にはどのような食事がよいのか?

世界一ヘルシーと言われる地中海食

がんになってからの食事はどのように気を付ければ良いでしょうか。主治医の先生に聞いて見ても多分「好きなものを食べていいですよ」とか、「これまでどおりでいいですがバランス良い食事を心がけてくださいね」という風な返事しか返ってこないと思います。

患者さんのなかには、「もう食事制限が不要な位良くないって事?」と受け取ることもありそうですね。

食事でがんが治ることはありませんが、糖尿病や血圧の治療も食事療法運動療法が基本です。病気の治療の原則は食事療法と運動療法です。それで足りない部分を薬物療法で補います。がん治療でだってこの基本から外れるわけではありません。

そのためにはエビデンスのある食事療法を心がけることが大切です。

がんを栄養不足にする

AFP=時事 が次のような記事を発信しています。

赤身の肉や卵などに含まれるアミノ酸の一種(メチオニン)の摂取を制限することで、マウスのがん治療効果が著しく向上し、腫瘍の増殖が減速することが今回の研究で明らかになった。 米デューク大学医学部のジェイソン・ロカセール准教授は「非常に強力な効果がある。有効に作用する薬剤で確認されるのと同じくらい強力な効果だ」と話す。

薬剤単独では効かないがその薬剤を食事と組み合わせると効果が出たり、あまり効かなかった放射線治療を(中略)食事と組み合わせるとよく効いたりするなどの状況が数多く存在することを、今回の研究は示している」と語った。

研究チームは、メチオニン制限が代謝に望ましい効果をもたらすことを確認するために、健康なマウスを用いた実験を最初に実施した後、大腸がんや軟部組織の肉腫を抱えるマウスを用いた実験に移行した。
 実験の結果、単独では大腸がんに全く効果がなかった低用量の化学療法が、メチオニン制限と組み合わせると「腫瘍増殖の著しい阻害」につながることが明らかになった。同様に、軟部肉腫のケースで放射線治療をメチオニン制限と組み合わせると腫瘍の増殖が抑制された。
「非常に基本的なレベルで、がん細胞を特定の栄養素の欠乏状態に陥らせる」と、ロカセール准教授は説明した。

この論文の評価として次のような記事があります。

正直言って掲載されるレベルとはお世辞にも言えない。しかし、著者らも述べているように菜食主義や地中海食の食事にはこの基準に達するものが存在しており、またFDAの許可が必要というわけではないので、低栄養さえ気をつければ、明日からでもトライすることができるという点で、掲載されたのではないかと思う。おそらく、ほぼ全てのガンに効果があると思うので、その意味で重要な論文だと思う。

どのような食事をするべきか

米国対がん協会の『「がん」になってからの食事と運動―米国対がん協会の最新ガイドライン』では、

  • 現時点で、がんの再発率や生存率を改善することが科学的に充分確認されている食事療法はありません。「科学的に充分確認されている」とは、複数の臨床試験の評価で有効性が確認されているという意味です。
  • 一方で、最近の10年間の研究の特徴として、運動ががん体験者の死亡率を改善する可能性を示すデータが増えています。ただしこれも「追跡調査(前向きコホート研究)」がほとんどであり、食事療法と同じように、運動が死亡率を改善する効果が科学的に充分確認されているわけではありません。しかし、運動は概ね安全で、生活の質を高めることに加えて、がん以外の病気の予防になることははっきりと分かっている。そのため、運動を「標準的がん治療」の一部に取り入れることは理に適っている。

とした上で、「がん生存者の栄養と運動に関する米国対がん協会のガイドライン(2012年第4版)」を推奨しています。それによると、食事に関しては、

野菜、果物、全粒穀物が多い食事パターンにしましょう。

  1. 高カロリーの食品を控え目にし、糖分を加えた飲料を避ける(ファストフードやソフトドリンクなど)。
  2. いろいろな野菜(特に緑黄色野菜)、果物、精白していない全粒穀類、豆類を食べる(野菜と果物は1日400g以上)。
  3. 肉類(牛・豚・羊等。鶏肉は除く)を控え目にし、加工肉(ハム・ベーコン・ソーセージ等)を避ける(肉類は週500g未満)。
  4. 乳製品、タンパク質の多い食事を摂り、魚介類も積極的に摂る。
  5. 不飽和脂肪酸(飽和脂肪酸は摂らない)
  6. 食塩と砂糖は控えめにする
  7. アルコール飲料を飲むなら、男性は1日2ドリンク、女性は1ドリンクまでにする(1ドリンクはアルコール10~15gに相当)。

に尽きると言えます。つまり、地中海食と言われるものが理想的です。ゲルソン療法などではがんは治りません。

佐藤典宏先生もブログで、

高品質の食事をしているがんサバイバーは、がんによる死亡率が65%も低くなると紹介しています。

食事療法ではがんは治らない。

しかし、食事療法をしなければがんは治らない。


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