抗原検査キットとカロナールを用意した

都内でも新型コロナウイルスの第8波が猛威を振るっています。大田区からは、「もう入院するベッドがありません」と医療機関に連絡がいっているようです。
遅まきながら抗原定性検査キットとカロナールを準備しました(⇑)。「自分で検査キットを買って検査をして、熱があるならカロナールでも飲んで家で寝ていろ」という国の方針に従っています。
バカな政府を持ったおかげで苦労をしています。
抗原定性検査キットはRT-PCR検査に比較して感度が落ちます。さらにオミクロン株に対しては感度が一層落ちているようです。
その中でも比較的マシなのがACON Biotech社のFlowflexだという情報。
査読前の重要な論文を掲載するmedrxivに載っていました。先月だから比較的新しいものです。

10 PFU/mL に基づくヒート マップ、VOC のアルファ、ベータ、ガンマ、およびデルタと比較したオミクロン。
使用される Ag-RDT: I) Panbio COVID-19 Ag Rapid テスト装置 (Abbott);
II) 標準 Q COVID-19 Ag (SD バイオセンサー/ロシュ);
III) Sure Status (Premier Medical Corporation);
IV) 2019-nCoV 抗原検査 (Wondfo);
V) Beijng Tigsun Diagnostics Co. Ltd (Tigsun);
VI) オンサイト COVID-19 Ag Rapid Test (CTK Biotech);
VII) Flowflex (ACON Biotech)。
キャプションにⅠ~Ⅶの製品名が載っています。オミクロンは右端の縦棒、ⅦがFlowflexです。
有名どころのアボットやロシュのものは、こんな感度では使い物になりませんね。
Flowflexはいちばん感度が良いのに、日本では「研究・試験用」として販売されています(おかげで安く買うことができる)。
でも米国ではアメリカ食品医薬品局(FDA)が承認しています。
「コロナか?」と感じたらこれで検査して、自宅待機ならカロナールを服用。
ビタミンDを多めに服用しているから少しはリスクも下がっているはず。ワクチンは3回まで打ちました。