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千葉徳州会病院 がんペプチドワクチンの経過

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6月9日のこのブログでも紹介したが、中村祐輔教授の開発したがんペプチドワクチンを使った千葉徳州会病院の膵臓がんの臨床試験について、その後の経緯がmsn産経ニュースに載っています。(11月6日付)

 「すごい効果が出るとは思ってなかったが、何らかの手応えは感じている」。千葉徳洲会病院(千葉県船橋市)の浅原新吾副院長(消化器内科)は、ペプチドワクチン療法の印象をこう話す。

同病院は3月から、日本のゲノム(全遺伝情報)解析研究を率いてきた東京大学医科学研究所(東京都港区)の中村祐輔教授(同研究所ヒトゲノム解析センター長)が開発したペプチドを使い、既存の治療法が尽きた膵(すい)がん患者を対象に臨床試験を行っている。

膵がんは診断から1年以内で亡くなる人も多く、治療法が尽きた患者の余命は一般的に数カ月とされる。同病院が臨床試験を行っている患者の中には腫瘍(しゅよう)が縮小したり、マーカーが下がったりした患者もいたという。

浅原副院長は約10年にわたり、癌(がん)研有明病院(江東区)で消化器がんの治療に携わってきた経験を持つ。肝がんなどの患者ではごくまれにがんが自然消失するケースがあったが、膵がんではそうしたケースはみたことがなく、臨床試験の経過を驚きながら見守っているところだという。

まだ途中経緯で、びっくりするような結果は出ていません。腫瘍が縮小したりマーカーがさがったりという程度ですね。抗がん剤と違って生活の質(QOL)は非常によいはずです。

中村教授の新刊著作『がんペプチドワクチン療法』をやっと入手しました。出版社が中山書店ですから、医者をターゲットとした本でしょう。内容も結構専門的です。まだぱらぱらとしか見ていないので、これからです。

がんペプチドワクチンも現状では決して「魔法の弾丸」ではないですね。過大な期待は禁物ですが、膵臓がんでもう治療法がないといわれた患者にとっては、早く一般的に使えるようになってほしいと願っています。


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