「断捨離」先ず本を捨てよう

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日比谷公園内の「旧管理事務所」は「フェリーチェガーデン日比谷」と名を変えて、レストラン兼結婚式場として使われている。今日も結婚式のため貸し切りの看板が。曇天で三脚なしで撮れるぎりぎりの明るさで照明が映えた。(SIGMA DP1 Merrill )

 

「旧日比谷公園管理事務所」:日比谷公園の管理事務所として、福田重義の設計により、明治43年に竣工した木造二階建てドイツ・バンガロー風の瀟洒な建物。
昭和51年より公園資料館として使われてきたが、近年リニューアルされてレストラン兼結婚式場として利用されている。明治期の数少ない近代洋風建築として平成2年に、東京都指定有形文化財に指定された。


「断捨離」や「ミニマリスト」という言葉がブームだとか。

断捨離(だんしゃり)とは、不要なモノなどの数を減らし、生活や人生に調和をもたらそうとする生活術や処世術のこと。

ミニマリストとは、身の回りのモノを限りなく減らし「最小限のモノ」だけで暮らす人々です。若い世代を中心に、そのライフスタイルが共感を呼んでいるようで、NHKの「おはよう日本」でも紹介されていました。

近代資本主義は大量生産されたモノを大量消費する人民=中間層が存在することで成り立っています。人々が必要としていないモノまでも、テレビコマーシャルなどで欲望を刺激して買わせようとします。そうしないと資本主義が成り立ちません。

身の回りを見渡すと、百均で買った「とりあえずは要らないモノ」がいかに多いことか。

膵臓がんになって数年後だったか、死んだあとのことも考えて大量の蔵書を処分しました。当時は断捨離という言葉はなかった。なるべく買わずに図書館を利用してきたのですが、また徐々に蔵書が増えて書棚のスペースが足りなくなりそうです。がんになる前の私ならここで「書棚を買い足そうか」「どこか別のスペースを確保するか」となるのですが、思い切って断捨離を再実行することに。

  • 残す本は50~100冊までとする
  • 残りの2割の本はPDF化してハードディスクに保存する
  • 8割の本は廃棄処分する
  • メディアマーカーに、これらを所有した履歴は残しておく
  • どうしても購入する必要のある本は、Kindle版を買う(出て入ればだが)

が計画です。ミニマリストにはなかなか踏み切れませんが、できればそれに近い状態にしたい。

がん関連では、安保徹や石原結實らの本は躊躇なく資源ごみ行き。ここ数年で一度も開かなかった本も廃棄する。もしも調べたいことが生じたら図書館に行けば良い(図書館にない本は残しておく)。小説・エッセイ類はすべて廃棄する。

手元に置いておくのは、これからの自分の生き方に必要な本。それもなるべく少なくする。判断に迷う本はPDF化して保存する。

PDF化に使っているスキャナは、Plustek ブックスキャナー OpticBook 3800。通常のフラットベッド型スキャナは、本のとじしろ部分を開いて押しつけないときれいに取れないし、A4サイズなら大型本は無理である。しかしこのブックスキャナは、ガラス面から筐体の端まで6mmしかなく、机の端に置いて本を垂らした状態で片面ずつスキャンが可能である。本も傷まない。

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一般のPDF化ソフトだと、最初にカラーやモノクロを選択すると途中で変更はできないが、このスキャナは右の3つボタンを押すことで白黒・グレー・カラーをページごとに変えて混在ことができる。

欠点は、スキャナとしては高価なこと。たぶん特許が申請されている。取扱説明書が貧弱だが、想像を働かせればなんとかなった。1ページに6秒ほどかかるので、ページめくりと合わせると15秒ほどかかるので、200ページの本一冊に約1時間必要になる。だから蔵書のすべてをPDF化するなどという無謀なことはやめておく。


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