心で願っただけでがんは消えるのか?
タイトルの問題ですけども、普通は「そんなバカなことはないよね」という答えが返ってきます。
一方でプラシーボ効果という現象があります。偽薬を、それを伏せて投与したら、本物の薬と同じ効果が現れることがあります。
臨床試験においてランダム化二重盲検法を採用するのは、この強烈なプラシーボ効果を差し引いた本来の薬だけの効果を知りたいからなんですね。
薬効の3割はプラシーボによるものではないだろうかという研究もあります。
つまり、脳の活動が何らかの過程を経て物理的な影響を与える。あるいは遺伝子の発現をコントロールして必要なたんぱく質を作る。そういったことが起きているのです。つまり、考えただけで物質を変えることができると言うことができます。
最近発売された面白い本を見つけました。
簡単に紹介すると、過去の数々の奇跡的な治癒例を取り上げています。このブログでも取り上げたことのあるライト氏の例なども紹介されています。
そしてプラシーボの薬理的な過程を最新の研究に従って紹介し、量子力学の多世界解釈、そういった話題も取り上げた上で、心で念じたことが将来現実になることがある。そういった内容になっています。
この著作の特徴は、そうした奇跡的な治癒例を自分の体を起こすにはどうすればいいのか、具体的な瞑想の仕方まで踏み込んで書かれていることです。
まだ読み始めて間もないので全て把握はしておりませんが、少しずつ紹介したいと思います。
思考や心が体あるいは免疫系に及ぼす影響についてあるいは奇跡的中例などを取り上げた著作もたくさんあります。その一部をここで紹介しておきます。
ブルース・リプトン
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発売日: 2009/01/19
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