ガリガリ君で膵臓がんの転移を抑制できるかも
ガリガリ君などの食品に含まれるフィコシアニンが膵臓がんの転移を抑制する可能性があるという研究です。
フィコシアニンは藍藻の持つ光合成色素の一つで、藍藻類に多く含まれます。 ソーダアイスの着色料として使われることの多い食品添加物(天然色素)です。 構造的にはフィコシアノビリンと植物タンパク質とが共有結合した色素であり、タンパク質と類似した性状を示します。 フィコシアニンは私たち人間の体内の胆汁中に含まれているものと同類です。
Wikipedia
ガリガリ君ソーダ味のあの水色の正体はフィコシアニンです。
食品添加物の青色色素ですね。これを使っている食品には、他にもたくさんあります。青い色はほぼこれだと思ってよいのでは。
さてPubMedで検索したその研究とは、試験管とマウス実験レベルですが、
フィコシアニンは、上皮間葉転換を抑制し、Akt /β-カテニン経路を標的とすることにより、膵臓癌の転移を阻害します。
(1)フィコシアニンがinvitroで膵臓癌細胞の移動、浸潤、および移動を阻害したことを示した。およびマウス異種移植腫瘍モデルにおける腫瘍転移において。(2)フィコシアニンは、膵臓癌細胞の細胞形態および上皮間葉転換(EMT)表現型を有意に変化させました。(3)フィコシアニンは、Aktのリン酸化レベルと核のβ-カテニンのレベルを低下させました。さらに、AktアクチベーターSC79の投与は、上皮間葉転換およびAkt /β-カテニンシグナル伝達経路の逆転に関連する、膵臓癌細胞の遊走に対するフィコシアニンの阻害効果を打ち消しました。まとめると、我々の結果は、フィコシアニンが上皮間葉転換を抑制し、Akt /β-カテニン経路を標的とすることにより、膵臓癌の転移を阻害することを示唆している。
しかし、舌が真っ青になるほどガリガリ君を食べるわけにもいかんだろ。美肌効果もあると言われていますが。
そういえば、安倍元首相の政治団体「晋和会」が、政治資金で「赤城ガリガリ君コーンポタージュ味」を購入したというニュースもあったなぁ。
昨年の8月には突然慶応大学病院に診察にいって、「膵臓がんでは?」と噂が流れたことがありましたね。
もしかして、ガリガリ君は膵臓がんに効くとの噂を知っていたのか?そんなことはないか。