がんならハッピーかも

千葉県旭市で起きた放火殺人事件。真相が明らかになって驚き、身につまされますね。

ほぼ寝たきりの夫(67)と、長年寝たきりの長男(32)の世話をしていた妻(65)自身も身体に障害があり「1人で介護して疲れた」と自宅に放火し殺害。

切羽詰まった気持ちは、十分わかりますよ。私の妻も自分の親の介護をしていて、何度手を上げたものかわかりません。叩きたい気持ちは理解できます。放火して自分も死ぬつもりだったのでしょう。

家族3人に障害があることを自治体もわかっていたはずですから、せめて夫を施設に入れるとか、訪問介護に繋げるとかしてあげれば、こんな悲惨なことにはならなかったのかもしれません。

長年の新自由主義政策のおかげで、貧富の格差がますます激しくなっています。

明日は我が身かもしれません。

前回のブログでは飼い犬の老犬の介護は大変だ!と書きましたが、小型犬の介護などはまだ楽です。

私も30代から介護離職をして、四人の親の介護をしてきました。介護保険のできる2000年以前の状態はそれは大変でしたよ。母親の介護の期間には、何度も介護施設から連絡が来て、その度に飛行機で四国の田舎に帰ったものでした。

昭和の初期にはどうしていたのでしょうかね。多分そんなに長生きする人が少なかったんでしょう。それに近所の人たちが何かと世話を焼いてくれる、そんな習慣もありました。

今は一人暮らしの独居老人が増えていますが、一人で生活できなくなると大変です。もちろん子どもがいたってあてにはならないですけどね。

それやこれやを考えると、寝たきりの介護老人になるよりは、がんの方がマシです。

きちんと最後の疼痛管理などのケアをすれば、がんの最後は決して痛くはありません。せいぜい最期の1ヶ月程度あいだ、下の世話をしてもらう感じでしょうか。

がんの最後は痛くない

がんの最後は痛くない

大岩 孝司
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人は例外なく”何か”の原因でこの世からおさらばをすることになるのですから、がんは決して悪い”何か”ではないと思いますよ。家族の介護殺人のニュースを見るたびに、介護離職も経験した私から見ると、そういう風に感じられます。

百歳まで生きて、がんで死ぬ

これが理想です。認知症で徘徊などしたくはない。


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