スピーカーの修理
スピーカーの修理が終わって帰ってきた。
2008年に買ったタイムドメイン理論に基づくJupity301です。既に製造も販売も停止しているスピーカーです。
スピーカーユニットのエッジが切れて2016年に一度修理に出しております。それが今年またスピーカーのエッジが切れました。
ネットで検索すると、このメーカーはすでに営業活動を停止しているようですが、修理部門は独立して残っている様子です。連絡を取ると修理可能なので送って欲しいとのこと。
本来使われていたスピーカーユニットは製造中止ですが、同じ性能の代替品でよければ取り替えて調整をしてあげるということでした。
早速お願いをして、本日修理が完了して帰ってきました。
以前よりは低音と高音のメリハリがすっきりしたような感じを受けます。
Café Zimmermannのバッハもバランスよく鳴ってくれます。
八神純子の高音もスッキリしています。
タイムドメインのスピーカーの特徴である女性の「シ」が破裂音ではなくて綺麗に再現ができます。
タイムドメインとはなんぞや、関心のある方は吉井さんのこちらのサイトをご覧ください。
ウィーンの国立歌劇場のホールの音響特性を家庭で再現をしたいという吉井さんの熱意から研究が始まり、実現させたスピーカー理論です。
小さなスピーカーとは思えない豊かな低音が出てきます。修理費用は、部品代も含めて8000円でした。良心的です。
13年前に購入したスピーカーを修理をしてくれるというメーカー、日本のメーカーらしくないですね。
おかげで正月は思う存分クラシックを聴くことができます。