がんペプチドワクチンとパクリタキセルの情報

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がんペプチドワクチンに臨床試験結果について、最近の結果が読売の記事に触れられています。昨日書いたように、びっくりするほどの有効性は出ないだろうと推測しています。むしろ再発予防に使った方が効果的ではないでしょうか。

がんペプチドワクチン療法… 免疫細胞増やし対抗

横浜市内に住む女性(34)は約2年前に手術で膵臓がんを切除したが、約3か月後に肝臓への転移が判明。抗がん剤治療を始めたが、がんは2か月後に倍以上に肥大し、医師からは治療の継続が困難と告げられた。

同療法の臨床研究が行われている千葉徳洲会病院(千葉県船橋市)を知り、昨年4月から、最初の2か月間は週1回、その後は月2回、太ももの付け根にワクチン(1回1cc)の皮下注射を受けてきた。がんは3センチまで増大したが、今年5月中旬には4分の1に縮小。女性は「一時は緩和ケアも考えましたが、最後までがんに向き合う気持ちが持てました」と話す。

同研究所は2006年8月から今年5月中旬に、全国59施設で約1050人に実施。生存期間の延長効果などを分析中だが、明確な結論は出ていない。発熱や注射部位の皮膚の炎症などがあるが、重い副作用は確認されていないという。

中村さんは「標準治療を尽くして免疫力が低下した後ではなく、より早い時期にワクチンが使えれば、さらに効果が表れる可能性がある」と強調する。

もうひとつ別の膵がんについての記事。

転移性膵腺癌に FOLFIRINOXレジメンが生存のベネフィットをもたらす可能性【WCGC2010】

転移性膵腺癌に対するFOLFIRINOXレジメンは、標準治療のゲムシタビンと比べて全生存期間(OS)および無増悪生存期間(PFS)を有意に改善し、疾患が進行するリスクを53%減少させ、生活の質(QOL)の低下も抑える可能性があることがフェーズ3試験の結果から示された。毒性はやや高いものの管理可能と考えられた。6月30日から7月3日までスペイン・バルセロナで開催されている第12回世界消化器癌学会で、フランスCentre Alexis VautrinのThierry Conroy氏が発表した。

さらに、こちらは膵がんではなく乳がんですが、先に紹介したパクリタキセルが日本人の乳がんでも効果があったという記事。膵がんにおいても臨床試験の早急な実施が求められます。

ゲムシタビン・パクリタキセル併用療法は転移・再発乳癌に有望【乳癌学会2010】

転移・再発乳癌患者に対するゲムシタビン・パクリタキセル併用療法(GT療法)は、日本人患者においても海外の報告と同様の奏効率が得られ、忍容性も良好であることが、フェーズ2試験の2年間の経過観察報告から示された。6月24、 25日に札幌市で開催された第18回日本乳癌学会学術総会で、大阪大学大学院乳腺・内分泌外科の中山貴寛氏が発表した。


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がんペプチドワクチンとパクリタキセルの情報” に対して1件のコメントがあります。

  1. Hayama より:

    以前も、コメントを掲載させて頂きましたが、2008年10月にすい臓がんが4期で発見され、WT1とジェムザールの併用の治験をうけました。 その後、80%の縮小率で、2009年3月にすい臓がんの摘出手術をし、現在、まだ、再発をまぬがれています。
    もう少しで、治療を開始して2年になります。
    大阪大学のWT1を関東近県の大学病院で、治療をして頂いています。
    他の患者さんや、もっと、研究および開発が早期に進むことを、願っています。

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