スポンサーリンク

がん患者は先ず運動不足解消を

LINEで送る
Pocket

梅雨で湿度が高く、歩くと汗びっしょりになります。最近はバックパックに必ず下着の替えを入れています。会社に着くとタオルで汗を拭き取って新しいシャツに着替えると気分もすっきりとします。

がん患者、がん経験者はもっと歩くべき、というレポートが出ました。

癌サバイバーに対する運動推奨ガイドライン 

癌、
フィットネス、肥満および運動の専門家13人からなる委員会は、癌患者や癌経験者に対する最も重要なメッセージの1つとして「運動不足の回避」であると発表している。

同委員会は、積極的な癌治療を受けている患者および治療を終了した後の患者を対象とした運動や身体活動に関するガイドラインを作成するため、米国スポーツ医学会(ACSM)により昨年招集された。

運動の有益性は多くの癌症例で証明されており、例えば生活の質に直接影響する倦怠感や身体機能の分野で認められている。生存が最終的な評価項目である一方、米国では推定1200万人の癌サバイバーがいてその数も増加しているなか、生活の質の改善の重要性が急激に増加している。

NCI癌制御・人口学部門のDr. Rachel
Ballard-Barbash氏は、積極的治療を受けている患者や治療を完了した患者における身体活動と生活の質(QOL)改善を結びつけるエビデンスは「非常に強
い」と述べた。

最も頑強なエビデンスは、積極的な癌治療を終了した患者にて認められている。
最近のASCO年次総会における運動と癌に関する教育セッション中、Courneya氏は
「患者は化学療法や放射線療法を受けているときでさえ、われわれの元来の想定を超えた多くのことを行うことができると判明しました」と述べた。

Ballard-
Barbash氏は、「これは重要なことで、短いウォーキングなど、適度な運動でさえ有益です。何もしなければ利益は得られません」と強調した。

私は手術直後に、身体にチューブがつながれたまま、点滴スタンドを肩に担いで病院の階段を上り下りしていましたが、これはさすがに「転んだらどうするの!」と看護師に禁止されました。こんなことは推奨しませんが、ベッドから動けなければ足だけでも動かして運動する、部屋の中を歩いてみる。退院したら自宅の近所の散歩から始める。無理のない範囲で持続的に運動することが、がんの予後にも必ず良い効果があります。

食事療法やサプリメントに関心がいくのも結構ですが、まずは運動から。ろくな運動もしないでいて、高価なサプリメントだけに関心があるがん患者が多いように思います。

歩けばリンパ液も血液も良く循環します。結局人間は二本足で歩くようにできているのです。がんと闘うのは、最終的には「免疫力も含めた体力」である、ということでしょう。体力がなければ、抗がん剤・放射線をはじめとする積極的な治療に耐えられるはずがありません。また、体力を保持できないような極端な食事療法には懐疑的なのです。だから「私のがん攻略法」に書いた第一番は「ともかく歩け、歩け」なのです。


がんと闘う多くの仲間がいます。応援のクリックをお願いします。

にほんブログ村 病気ブログ すい臓がんへ
にほんブログ村

にほんブログ村 病気ブログ がんへ
にほんブログ村


このブログの関連記事

  • 進行がんも転移癌も治癒させるのだ進行がんも転移癌も治癒させるのだ 中村祐輔先生のブログ『シカゴ便り』に「進行がんも転移癌も治癒させるのだ」との記事があります。 がん治療の分野で新しい免疫療法が急展開しているとの話題です。オ […]
  • 春が来た!春が来た! 暖かくなり、靖国神社の標本木もそろそろ開花するのでしょう。予報では21日となっているようで、今年は暖冬のために開花が遅れるのだとか。 ある程度の寒さと暖かさがないと、蕾が眼 […]
  • 風邪でダウンしていました。風邪でダウンしていました。 新潟の撮影旅行から帰って以来、風邪が悪化してダウンしていました。「俺は癌になって以来風邪をひいたことがない」と自慢していましたが、これも今後は使えなくなりました。強行軍だったし、 […]
  • 膵がん細胞が正常細胞に!膵がん細胞が正常細胞に! 膵がんの細胞にE47遺伝子を発現させたら、がん化する前の正常細胞に戻ったという非常に興味深い研究です。 4月18日・米サンフォード・バーナム医学研究所からの報告で、今回報告された […]
  • 今年もまもなく~いろいろ今年もまもなく~いろいろ 年の瀬も押し詰まって、あと一週間で新しい年です。今年もいろいろとありましたが、「一日一生」のつもりで悔いなき日々がおくれたかな、と思います。春の桜も秋の紅葉も行きたいところに行く […]
  • メトホルミンは膵臓がんに効くか?メトホルミンは膵臓がんに効くか? 少し前ですが、長尾和宏先生にブログに「メトホルミンと膵臓がん」との記事がありました。 ある大病院の「まだ表には出せない」という研究では、術後、メトホルミンを投与 […]
  • シュレベールの箴言(7)シュレベールの箴言(7) どんなことが起ころうとも、自分の健康のあらゆる面を最大限大切にしようとすること道を選んだことを、わたしは幸せに思うだろう。 なにより大切にしなければならないのは、健康であり […]
  • 今日の一冊(141)『エンド・オブ・ライフ』佐々涼子今日の一冊(141)『エンド・オブ・ライフ』佐々涼子 2012年に『エンジェル・フライト 国際霊柩送還士』で開高健ノンフィクション賞を受賞した著者の最新作。 佐々涼子の友人、膵臓がんになった看護師 […]
LINEで送る
Pocket

がん患者は先ず運動不足解消を” に対して1件のコメントがあります。

  1. のん より:

    こんにちは!
    やっぱり運動は良いんですね♪それにしても術後に階段の上り下りはすごいですね(笑)
    うちの母も術後すぐから病院の中を歩き回って頑張っていました!
    今は娘(孫)と一緒に近所を散歩したり出歩くようにしているようです。
    私も一緒に運動しなくては。。。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です