医師で僧侶で末期膵臓がんの田中さん
3月の誕生日を迎えることは難しいと言われていた、医師で僧侶で末期膵臓がんの田中雅博さん。まだ死にそうにないから、「少し伸びたいのちの使い方」を語っています。
- 「抗がん剤が効かなくなったら、延命治療は終わりです」
- なぜ「いのちの苦しみ」が生まれるかというと、「自分に対するこだわり、があるからだ」とお釈迦様は言っています。
- 自分の人生がどんなものであったとしても、そこに価値を見出して「自分の人生の物語」を完成させる。そして、そこにいのちょり大切なものを見つけることができれば、いのちの苦しみ」は緩和できるのです。
- いのちの苦しみは病院では聞いてくれないので、月に1回の患者と家族の会を設けて、私は聞き役に徹している。みなさん、そうした人を探しているのです。
旧『すい臓がんカフェ』(現在は『膵臓がん患者と家族の集い』)がそういう場になれれば良いなと思っています。