先進医療特約を付けようか
アヒルさんマークの保険会社から電話が来て、
今の生命保険を見直しませんか? 70歳からは自己負担が2割、75歳からは1割負担になるので、もっと掛け金の安いプランに変更できますよ。
って言うのです。なんで保険会社が安いプランに? 新手のオレオレ詐欺か?
しかも、会って話がしたいというのです。ネット販売の保険会社も営業するようになったのか?
疑心暗鬼で会ってみました。
実際には、年金生活に入ると生活費を確保するために、真っ先に生命保険を解約する方が多いそうです。せっかくこれまで掛けてきて、これから病気がちになるのに勿体ない。そこで、少額プランへの変更をお薦めして、解約を防ごうという方針らしいです。
私の場合は、今は2割負担ですが、現役並み所得とぎりぎりの境界ですから、将来年によっては3割負担に戻る可能性もある。それに保険は「安心料」だと思っているので、このまま続けますが、逆に、今の保険に特約を付けようと考えている、と告げました。
考えているのは、先進医療特約。これを契約していたから陽子線治療や重粒子線治療を受けられたという膵臓がん患者さんも多いですね。ビオさんのダンナさんもそう。
今ある生命保険にプラスして特約を付けることができるようになっています。
しかし、私の目的は違います。
陽子線も重粒子線も、仮に3度目のがんになったとしても使えるチャンスは少ないでしょう。(ないよりは良いけど)活性化自己リンパ球療法など、効果のなさそうなものには関心がありません。
「多少点眼内レンズを用いた水晶体再建術」の方です。
老齢になれば、多くの方が白内障の手術をするようになる。健康保険で使えるのは単焦点のレンズだけです。多焦点レンズは、焦点の合う距離が複数なので、老眼鏡もいらなくなると言います。
先進医療でこの手術のできる眼科医院が急速に増えています。
この特約を付けても、1ヶ月99円の負担増です。ま、それだけ使える人が少ないってことですね。この会社でも、この特約を使う方は年間で1000件ほど、しかも多焦点レンズで使う方が圧倒的に多いそうです。
そろそろ脊柱管狭窄症手術・入院の保険金が下りてくるころだなぁ。