血液クレンジングって?
芸能人がSNSで「血液クレンジング(オゾン療法)」なるものをやっていて、賛否話題になってますね。
#血液クレンジング というトンデモ医療は今回の騒動で初めて知ったが、内容を知ると素人ですが馬鹿馬鹿しいなぁと思った。
どいつもアホ面だけど、山田まりやは特にそう見える。
他にもまだまだたくさんの芸能人がやっていたけど、今どんな気分なんだろうか。 pic.twitter.com/ryWkphtmPk— 【柴犬公式】柴 犬太郎(7歳)🐶 (@Shiba__Shinchan) October 19, 2019
「水素水」のブームが下火になったと思ったら、今度は「オゾン」ですか。
日本酸化療法医学会のサイトでは、「オゾン療法」について
ヨーロッパで主に行われているオゾンガスを用いた様々な治療法の総称です。大量自家血オゾン療法では、100~200ccの血液を脱血し、そこにオゾンガスを混合、オゾン化した血液を体の中に戻すという治療法です。
だそうです。
これだけの疾患に効くそうですが
「何にでも効く」は一番簡単なインチキ療法の見分け方です。病気には好不調の波があります。たくさんの疾患をあげておけば、オゾン療法をやっている間にどれかは「良くなった」と感じるものがひとつぐらいはあります。
「ナノバブルオゾン水」なんてのもあるけど、NIH(米国国立衛生研究所)で免疫学やウイルス学を研究している医師、峰宗太郎氏によれば、「2016年よりオゾンの医療用の使用はFDAによって禁止されています」FDAでは、「オゾンは毒性のあるガスで、特定の治療や補助治療、予防治療において有用な医療応用は知られていない」と結論付けています。
「〇〇学会」と言ったって、業者(クリニック)が集まって商品の権威付けをやっているだけですから、騙されてはいけません。