がん患者さんの障害年金請求のための診断書作成ガイドブック
がん患者も障害年金を受け取ることができるって知っていましたか?
がんになって手術や抗がん剤治療が必要になり、入院や通院をするために休職をしたり退職をするがん患者さんがおります。
当然収入が少なくなるので、生活や治療費に支障をきたす場合があります。このような場合に頼りになるのが障害年金です。
ところが意外とがん患者さんが障害年金を受給できるということを知らない、医師でさえも知らないことが多いです。
障害年⾦の請求には医師の診断書が必要であり、その内容次第で受給が決まるといっても過言ではありません。しかし、障害年⾦の診断書は大変複雑で、作成するには膨大な時間と労⼒がかかるという問題がありました。
社会保険労務士に頼めばいいのでしょうが、社会保険労務士でも経験のない方は引き受けたがらないようです。
こんな現状に鑑みて、勝俣医師らが以前から Facebook などで障害年金請求のためのガイドブックを広めようと活躍をされておりました。
この度 NPO 法人 キャンサーネットジャパンが、医師の勝俣範之教授(日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科)と、血液内科医の神田善伸教授(自治医科大学附属病院・附属さいたま医療センター血液科)を監修者に迎え、医師の負担を軽減するために、診断書の書き方をガイドブックとしてまとめました。
血液がん患者さん、卵巣がん患者さんの事例をあげ、診断書を書く上でのポイントやコツをご紹介しています。
がん連携拠点病院や血液内科に配布したそうで、医師や医療ソーシャルワーカー向けではありますが、がん患者さんも障害年金に関する知識を持った上で、主治医に対して、このガイドラインを見せて相談をすることもよろしいかと思います。
がん患者が障害年金受給のための条件
がん患者さんが障害年金を受給できるための条件は以下の3つです。
診断書作成ガイドブック
本文については、次の画像をクリックすれば PDF ファイルがダウンロードできます。