おかえり、寅さん
川崎チネチッタで『おかえり、寅さん』を観てきました。
満男も後藤久美子の演じるイズミも、みんな上手に歳をとったなぁ。一方でおいちゃん、おばちゃんをはじめ、歴代のマドンナの何人かも亡くなっている。
渥美清が他界して23年。自分の人生に重ね合わせながら、時の流れを感じます。
死因は肝臓がんが肺転移したのが原因でした。49作目は高知ロケが決まっていて、地元の私の同級生・友人らが、安芸市でのロケを準備していたのですが、幻になりました。
イズミは、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の職員として、紛争地帯など世界中を飛び回っているという設定です。
熟女として成長した後藤久美子は、英語とフランス語を流暢に話していました。
満夫は作家として活躍していました。その満男の書店でもサイン会に偶然来日していたイズミが現れて・・・。
タコ社長の印刷所も廃業して、跡地にはマンションが建っています。
充実した時間を夫婦で過ごしました。山田洋次監督に感謝です。