「膵臓がん患者と家族の集い」のご案内


5/19『膵臓がん患者と家族の集い』

【日 時】2024年5月19日(日) 14:00~16:00(開場:13:45)
【会 場】大田区産業プラザPiO 6階D会議室
【参加費】1,000円
【対 象】膵臓がん患者とその家族、ご遺族
【定 員】60名
【内 容】
   第1部 ミニレクチャー:HIFU(強力集束超音波治療法)の治験とは」オンコロ:金川潤也さま他
   第2部 患者・家族の交流会
申込締切は5月16日(木)19:00です。

詳しくはオフィシャルサイトで

ビタミンDサプリメントで、がんのリスクが減少

このブログではビタミンDの記事をたくさんアップしていますが、最近はビタミンDの話題がたくさん出てきますね。新型コロナに感染して重症化した人の多くがビタミンD不足だったという記事もありました。

がんに関しても、ビタミンDの効用は広く話題になっています。

一方で否定的な論文もありました。

大規模ランダム化試験でビタミンDサプリメントの影響が

ビタミンDはがんに対して何らかの効果があるにしても、サプリメントのビタミンDは効果がないのではないかという説もありました。

それに対して、こちらの論文はサプリメントでの効果を調べたものです。

JAMA Network Openに発表されたこの論文では、約26,000 人が参加したランダム化比較試験の二次分析データにおいて、 Dサプリメントを摂取した参加者では、転移がんや致死的ながんのリスク減少が認められた。

  • ビタミンDを1日に2,000 IU摂取することにより、進行がんの発症リスクが全体で17%低下
  • BMI(肥満度指数)25未満の人々では38%低下
  • 体重過多や肥満の参加者に有意なリスク減少は認められなかった
  • 17の異なるがんでリスク減少を確認したが、それはビタミンDの血中濃度とは関係がなかった

肥満の人には恩恵がなかったというから、肥満はがん治療でも損です。

「がん予防試験の『聖杯(至高の目標)』は、忍容性が高く、長時間作用や遅効性がなく、がんの死亡を減少させる薬やサプリメントです」、「ビタミンD3は『聖杯』のサプリメントとなる可能性はあります」。

がんに効くビタミンD

産業医科大学の佐藤典宏先生も、ビタミンDを毎日摂っているとおっしゃっています。

がんの進行を抑えるには、適正な体重を維持し、ビタミンDを2000~4000 IU摂取することでしょうね。

ビタミンDは皮膚を太陽光に当てることで十分な量が産生されますが、日本人は一般に必要量に達していないと言われています。

ですから、新型コロナが猛威を奮っている時期でもあるので、私はビタミンDのサプリメントの摂取量を朝晩1000IUで2000IUに増やして摂っています。

サプリメントの選択基準

サプリメントに関する臨床試験データや論文も、効果がある、効果がないなど、その時時で違った結果が出てきます。

サプリメントの選択で、私の判断基準は、

  1. ヒトに対してある程度のエビデンスがある
  2. 重篤な副作用がない
  3. ポケットマネー程度の費用で済む

の3つです。ビタミンDはその基準に合致する数少ないサプリメントです。

コロナ禍でがん患者には、ビタミンDは必須ですよ!!

 


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