患者会の会費徴収はSquareが最適

Squareは個人事業主でも簡単に導入できます。

新型コロナの影響で、患者会や様々なセミナーが開催できずに、しかたなくリモートで開催をする例が増えています。

この時に困るのが参加費の徴収です。対面で参加費をいただくわけにもいかないですから、面倒だからと参加費無料で開く例が増えています。

しかし、財源に余裕のある団体ならいいのですが、あるいは講演をお願いする講師が謝礼なしで無料で引き受けてくれるのでしたら、継続することも可能でしょう。

しかし私のような個人が、医療者などを呼んで講演をお願いする場合、会費の徴収ができないと継続した活動が困難になってきます。

多くのがんの患者会が活動を休止している理由は、リモート開催のためのZoomなどのアプリや機材の準備や使い方がわからないということもあるのでしょうが、参加費の徴収が難しいこともネックになっているのではないでしょうか。

PayPal を使ってみたが・・・

『膵臓がん患者と家族の集い』のZoom 交流会では、一度だけ PayPal を使って参加費の500円を頂いたことがあります。

その時に考慮したのは、参加者に振込手数料を払わせないで済む方法を考えることでした。それで PayPal にしたのですが、決済手数料が1件あたり3.6%+40円かかります。つまり500円の参加費を徴収すると手数料が58円引かれてこちらに入金されるのは442円になります。

さらにPayPal から銀行口座に移す場合に5万円未満の場合は1回につき250円の手数料が新たにかかります。

そして参加費を支払う側は PayPal のアカウントとパスワードを取得する必要があるのです。これがけっこう敷居が高いように思います。これでは参加するのをやめておこうか、ということになりかねませんし、そうした方が多かったのではないでしょうか。

ゆうちょ銀行の振替口座も合わせて利用できるようにしたのですが、結局何人かの方からは参加費が振り込まれることがありませんでした。

オンライン決済にSquareを使う

Squareは外資系のカード決済事業者です。VISAなどのカードの他にSuicaなどの交通系の電子カードにも対応をしています。

初期費用も要らず毎月の固定費も必要がありません。参加者がカード決済をした時にだけ3.25から3.95%の手数料が発生するだけです。

ちなみに500円の参加費をSquareのカード決済で 払った場合の手数料は、3.25%ですから16円です。しかも銀行口座への振込の手数料はSquareが負担するので、これもゼロ円です。

PayPal の58円と250円に比べて格段に安いことがわかります。しかも会費を払う参加者は、送られてきたメールの「カードで支払う」をクリックして、カード番号と名義人、3桁のセキュリティコードを入力するだけです。

支払う際のID やパスワードなどを新たに作る必要はありません。街のお店やスーパーなどでカード決済をするのと同じ感覚です。

実際にSquareを使ってみました

個人事業主としてSquareに登録しましたが、入金先の銀行口座の確認が終わり、VISAなどのカードの審査、さらにSuica などの交通系電子カードの審査まで含めてすべて当日のうちに完了して使えるようになりました。

これには驚きました。個人がカード決済を行うには相当の手間と授業日数がかかるものと覚悟していましたから、Squareに登録してカード決済ができるようになるまで、一日で終わったのにはびっくりしました。

会費の徴収は「オンライン販売」となるわけですから、店舗のように、支払うための POS レジ端末の必要もありません。全く初期費用ゼロ円で始められます。

もしも今後有料の患者会を開くときには、Squareを使ってみようと考えています。

インターネットでの副業を考えている個人事業主にも最適なカード決済システムです。


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