ステージ4でも、がんに負けない生き方
次回にご講演を依頼している保坂隆先生の著書から紹介します。
膵臓がんでステージ4、さて私はどうなるのだろうか、でも膵臓がんでもなぜか長生きしている患者さんがこの頃増えてきました。
そういう患者さんたちにはどのような共通点があるのでしょうか。気になりますね。
保坂先生の著作からヒントを得ることができるかもしれません。
ステージ4を「ぶっ飛ばしている」患者さんたちの共通点は何か。保坂先生は次の点を挙げています。
- 標準治療をメインに据えている
- 人のために何かをしている
- 夢や希望を持っている
- 食生活を見直している
- 治療法を自分で選んで決めている
- 自分の直感を大切にしている
- 抑圧された感情を解き放つ場がある
- スピリチュアルなものを大切にしている
そしてこれらの共通点はケリー・ターナーの「がんが自然に治る生き方――余命宣告から「劇的な寛解」に至った人たちが実践している9つのこと」と多くの共通点があります。
彼女が上げた9つのこととは、
- 抜本的に食事を変える
- 治療法は自分で決める
- 直感に従う
- ハーブとサプリメントの力を借りる
- 抑圧された感情を解き放つ
- より前向きに生きる
- 周囲の人の支えを受け入れる
- 自分の魂と深くつながる
- 「どうしても生きたい理由」を持つ
お二人ともがん患者の運動については触れていませんが、ターナー女史は著作のうしろに次のように書いています。
言うまでもなく「運動」は、調査で浮上した七五の要素のうちでも、上位に入る一つでした。けれどもわたしはあえて、「運動」を含めて、本書を一〇要素の構成にはしませんでした。その理由は、ほとんどの場合がんと診断された直後には身体が弱りすぎていて、運動には適さないからです。何ヶ月かたって、治癒を実感し、元気を取りもどしてくると、多くの人が定期的に運動を始めます。
ケリー・ターナー「がんが自然に治る生き方」
保坂先生のもう一つの著作『がんでも、なぜか長生きする人の「心」の共通点』はこのブログの以前の記事で紹介しているので、そちらのリンクを張っておきますね。