パンキャン:ゲノム医療を膵臓がん患者に届けるための要望書
膵臓がん患者が遺伝子検査をすることで、使える薬剤も徐々に増えてきました。しかも米国のデータでは、通常医療に比べて生存率もよくなっています。

現在2つの保険適用の遺伝子パネル検査を受けることができます。
・OncoGuide NCC オンコパネルシステム(略称:NCC オンコパネル)
・FoundationOne CDx がんゲノムプロファイル(略称:F1CDx)
しかし、その適用条件が、
「がん遺伝子パネル検査」を受けられる条件
がんが進行して転移があり、標準治療が終了した(終了見込みを含む)患者さんで、新たな薬物療法を希望し、また、化学療法に耐えられる体調である場合に検討が行われます。
となっており、多くの膵臓がん患者が、告知の初期から遺伝子パネル検査を受けることができるようにしてほしいと願っています。

「もう治療法はありません」と言われて初めて
遺伝子パネル検査を受けることができるなんて、おかしいよね。

膵臓がんとわかったらすぐに遺伝子検査ができるとありがたいなぁ。
パンキャンではこの度、そのための要望書を提出することになりました。詳細と署名は↓
要望
米国との格差(アクセスラグ)を解消し、膵臓がんの既承認薬が使用できるよう、診断時に「がん遺伝子パネル検査」が受けられる体制の実現を強く要望します。
WEBでかんたんに署名ができますから、ぜひご協力をお願いします。