「膵臓がん患者と家族の集い」のご案内


10/23『膵臓がん患者と家族の集い』

【日 時】2022年10月23日(日) 14:00~17:00(開場:13:45)
【会場1】大田区産業プラザPiO 6階D会議室
【参加費】1,000円(会場1への参加者のみ)
【会場2】YouTubeでのオンライン同時配信:参加費は無料
【対 象】膵臓がん患者とその家族、遺族
【定 員】合計 約 100名
【内 容】
第1部 講演:「膵臓がんから15年、治った理由」木下義高
第2部 患者さん同士の情報交換・交流会
リアル会場での参加とYouTube同時配信のハイブリッド開催となります。
参加申込受付中です。

詳しくはオフィシャルサイトで

どうしてあの人だけが膵臓がんから生還できたのか

週刊現代の2021年11/13.20合併号の「医療スペシャル」として膵臓がんが取り上げられています。

記事には、3人の膵臓がんサバイバーが登場します。

膵臓がんの腹膜播種から手術、生還へ

一人目はステージ4の手術不可能な膵臓がんから生還した水田賢一さん(72歳)です。

水田賢一さんと彼の新しい治療法については、このブログでも何度か詳細に取り上げていますからそちらをご覧いただきたいのですが、手術が可能と言われていたメスを入れると、既に腹膜播種の状態で手術は打ち切られて閉じられました。余命は11ヶ月と宣言されます。

しかし友人から紹介された明和病院の園田隆医師(当時は神戸の甲南病院に勤務)が行なっていた特殊な治療法を受けたのです。

その特殊な治療法というのは、抗がん剤と併用してがん細胞の薬物耐性を取り除く薬を使う治療法でした。膵臓がんは抗がん剤が届きにくい腫瘍です。また抗がん剤に耐性がつきやすいとも言われています。園田医師の使ったのは、抗がん剤の耐性を増強させる P 糖タンパク質の増殖を防ぐための阻害剤と抗がん剤を一緒に投与するという方法でした。

この治療法については確か、まだ臨床試験として継続されているのではないかと思います。関心のある方は私のこれらの関連記事を参考にして問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。

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この治療法を行っているのは園田医師一人であり、大病院では受けることができません。園田医師はこれまでにステージ4患者を約700人を治療しております。

家族性膵癌でも早期発見

二人目は京都府在住の清田政孝さん(84歳)。

父親と叔父を膵臓がんで亡くした清田さんは、弟さんと一緒に人間ドックを毎年受けておりました。しかし弟さんは人間ドックを中止して、20年後にやはり膵臓がんで亡くなってしまったのです。

しかし清田さんは人間ドックを受け続け、その結果68歳の時に早期の膵臓がんが見つかりました。

ステージ2と言われ膵臓の2/3を切除しました。清田さんはリンパ節への転移を危惧して定期的な MRI 検査を受けております。また喫煙の習慣もなくお酒もほとんど飲んでいません。このことが結果的に長期生存のがんサバイバーとなったのかもしれません。

家族に膵臓がんの経験者がいる場合は、特に定期的な検査が重要だということを示しています。膵臓がんでも早期発見ができれば生き延びる可能性は高くなるのです。

これまでの生活を180度を変えた

3人目は青森県在住の川嶋勝美さん(73歳)です。

2007年に膵臓がんが見つかった川嶋さんのそれまでの生活習慣はめちゃくちゃでした。大酒飲みで飲み歩くので、午前様は当たり前。タバコは1日3箱を開けていました。麻雀を打つ時は5箱です。会社の経営も忙しく睡眠時間が短い生活を送り、食事は1日2食の溜め食いで、ほとんどがラーメンなどの炭水化物という、がんなって当たり前のような生活をしていました。

発見された時は膵臓がんのステージ4まで進行した状態でした。

しかし、当時承認されたばかりのジェムザールをいち早く処方してくれる病院がありました。弘前大学付属病院でした。

川嶋さんは、ステージ4でも手術を受けられたのですが、術後は当時は最強の抗がん剤と言われたジェムザールをいち早く投与することができたのでした。そして余命1年もないと言われたところから持ち直して、抗がん剤治療を5年間も続けたのです。

そして大好きな徹夜の麻雀もきっぱりと諦め、お酒も一切飲まなくなり、これまでとは正反対の生活を送るようになりました。

食事もそばと玄米に切り替え、色のついた魚をメインにキムチなどの発酵食品を積極的に摂るようになり、生野菜を大盛りで食べることを意識するようになったのです。

そして運動の習慣のなかった彼が、1日5000歩の散歩も習慣化したのです。

3人の例から言えるのは

取材不足なのかもしれませんが、もう少したくさんの膵臓がんサバイバー取材してみれば、もっと多面的な生存の法則が見えてくるはずです。

例えばそれは「膵臓がんと言われたら自分なりの死生観を持つ」とか、「精神的な平安を図る」ために瞑想をするとか、そういった類の、もっとたくさんの生き残るための方法があるはずです。

この3人の例から言えることは、膵臓がんのステージ4であっても、たとえ腹膜播種があっても諦めないことです。

そして標準治療だけではなく、最新の情報を集めて可能性のある治療であればチャレンジをする。そういう積極的な精神が幸運を招くことがあるということです。

そして早期発見するための工夫、記事では人間ドックが取り上げられていますが、尾道方式といわれる超音波での膵臓の検査も大事です。

そして何よりも生活習慣を改めること。バランスよい食事と運動そして十分な睡眠です。

膵臓がんでも10年以上元気で生存されている方がどんどん増えています。

「膵臓がんの集い」にも参加してくださっていたピノコさん、ブロガーではマサミックスさん、このブログでも時々コメントをしてくださるみのさんこと池田実さん。他にもたくさんいることでしょう。

がんの王様といわれる膵臓がんですが、諦めずに正しく対処していれば幸運が巡ってくることもあります。


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