遠距離老々介護(3)

ブログもしばらく間が空きましたが、4月30日の「膵臓がん患者と家族の集い」 へ の たくさんのお申し込みを頂いております。

ありがとうございます。

74歳の私が72歳の弟の介護のために大阪に来ています。

アルツハイマー病の初期だとの診断がおりましたが、見ている限りでは日ごとに症状が進んでいる感じです。

いつだったか徘徊しそうになりました。

転移したがんも 治らない病ですが、認知症も治療をしても治ることはありません。医者からはっきりそう 言われました。

3月11日 にこちらに来て1週間 滞在、その後 東京に帰って私の薬アヘンチンキやリパクレオンなどを多めに頂いて、26日にまた大阪に来ています。

あと1週間はこちらにいなければなりませんが、幸いにも良心的な有料老人ホームが見つかり、そこへ入所することになりました。

来週の月曜日です。

その後 私はこちらに1週間 残りますが、これがある業者の不手際で実印の印鑑証明書が必要になったのですが、本人は印鑑登録をしておりません。

本人が区役所に出向けばその場で交付されるのですが、本人が施設に入ってしまうと代理人が申請するのです。

さすがに実印の申請は厄介です。まあ 当然ですよね。 地上げ屋などが本人に成り代わって 実印を作成されてしまうと とんでもないことになります。

まあ それやこれやで余計な日数を 滞在しなければなりません。

佐藤先生の講演の日までには、帰ることができそうです。

やれやれです。

認知症の老人の独り暮らしへの対応、社会的な問題や兄弟や家族が何をどうすればいいのか。

手探りでしたが、たくさんの方の協力を得て 比較的 うまく運ぶことができました。

特に厚生労働省 が新オレンジプランとして推し進めている対策が、各自治体で内容は相当 差がありますけども、大阪のオレンジチームは本当に素晴らしい活動をしていました。

認知症の初期の患者を、待つのではなくて、そういう人たちにこちらから出向いて色々な手助けをしてくれます。

そこで考えたのですが癌患者に対してもこうした活動はできないものだろうか。

病気のことだけではなく、生活全般あるいは 介護保険の申請の手助けだとか、障害者年金の手助け など、縦割りではなくて 1箇所で それができると素晴らしいですよね。

もちろん 各地のがんセンターなどにも相談の窓口はありますけど、ただ待っているだけなんですよね。

何か困っていることはありませんか などと おせっかいをしてくれる、 そういった組織があればいいなという風に感じました。


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