サンデー毎日ー丸山ワクチン特集4 森省歩氏の「膵臓がんの集い」での講演決定

サンデー毎日の森省歩さんの連載も最終回です。

がん免疫療法ー高額負担の価値はあるのか

記事の内容を紹介する前に、嬉しいお知らせです。

森省歩さんのこれまでの医療関係記事をまとめた書籍が、近々出版されるそうです。もちろん丸山ワクチンのことも詳しく紹介されるでしょう。

「膵臓がん患者と家族の集い」で森省歩氏が講演
森省歩さんが「膵臓がん患者と家族の集い」で講演してくださることになりました。次回の2月11日ではなく、その次の4月14日の開催です。

詳細は追ってお知らせします。

4月まで待てないよ!という方は、2月11日の「膵臓がん患者と家族の集い」にお越しください。参加者の中に5名ほど丸山ワクチンを始めた方がおります。その方々からお話を伺うことができるでしょう。丸山ワクチンの懇談ブースも設ける予定です。

また、PanCafe.NETでも丸山ワクチンの話題で盛り上がっています。メンバー登録しなくても閲覧はできます。

免疫療法の費用対効果

さて、記事は免疫療法の費用と効果の関係について述べています。オプジーボの高額なことはよく知られています。しかも効果のある患者は限られています。その上に重篤な副作用が起きることがあります。

「私も含めて多くの医師が感じていることですが、患者さんが副作用死するかもしれないとの覚悟を心に決めてからでなければ、とてもではないが、オプジーボの使用に踏み切る気にはなれないのです。しかも、それほどのリスクを冒してもなお、『夢の新薬』などと喧伝される効果は実感できません。

これが多くの医師の実感でしょう。

毎日新聞「医療プレミア」には、千葉のクリニックで適用外のがんに個人輸入したオプジーボを減量して投与された患者の例が紹介されています。

この患者は、投与された翌日から腹痛と下痢が始まったが、休日でもありクリニックではまったく対応してくれず、大学病院の緊急で入院するも、改善せずに亡くなりました。

オプジーボは、小腸に広範囲に炎症を起こす「クローン病」や、大腸に炎症を起こす「潰瘍性大腸炎」などさまざまな副作用が表れる薬です。消化管に穴が開いて死亡する例も出ています。

高額な薬ですが、重篤な副作用もあり、「万能の薬」ではないのです。

巷の悪質な免疫細胞療法クリニックでおこなっている免疫療法は、詐欺に等しいものです。中には医師の薦めるままに老後のための資金から1000万円以上使った例もあります。しかも、しかもこれらのクリニック自体がデータを出しているように、延命効果はありません。

下の図は、非小細胞肺癌患者540人に対するアルファ・ベータT細胞療法のコホート研究による生存率曲線です。

左の図を見ても、免疫細胞療法と対照群に差がないことが見て取れます。

丸山ワクチンを子宮頸がんの患者に投与した治験の生存率曲線が下の図です。

5年後に生存している患者数で10%もの差が生じています。単純には比較できないとはいえ、説得力のある図ではないでしょうか。

免疫細胞療法の治療費は年間で数百万円以上。一方丸山ワクチンは、40日分で9,720円+皮下注射費用です。

森省歩氏の記事の最後には、免疫療法の費用比較が載せられています。私のように年金暮らしの貧乏人が免疫療法を選ぶとすれば、費用対効果を考えれば、丸山ワクチンしか選択肢はないのです。


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