7回目の「がん記念日」

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【日 時】2020年1月18日(土) 13:30~17:00(開場・受付:13:20ごろ)
【場 所】京急本線 京急蒲田駅東口から徒歩3分、JR蒲田東口から徒歩13分 大田区産業プラザ3階 特別会議室
【対 象】膵臓がん患者とその家族、遺族
【参加費】1,000円(会場使用料及び資料代)
【定 員】 80名
【内 容】
●講演:押川勝太郎先生「がん治療の心得は登山と同じと知ってましたか?~トラブルを織り込んだ先読み能力が寿命を伸ばす~」
●患者さんどうしの情報交換会~フリートーキング

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最終更新日

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今日6月11日は「がん記念日」。7年前の6・11に超音波検査で膵臓がんが見つかったのでした。確定診断はもう少し後ですが、この日からがんとの闘いが始まったのです。紫陽花の花を見ると、そろそろ定期検査の時期だなぁと、普段は再発や転移のことを忘れているのに、少しだけ不安が首をもたげてきます。

ブログの記事数も1107件。2.3日に一つ書いている計算になります。我ながら良く続いたものと感心します。

手術が可能な膵癌の5年生存率は約15%です。日本ではそれから先のデータはありませんが、世界でもっとも膵癌の治療が進んでいると言われているジョンズ・ホプキンズ大学病院のデータでは、5年生存後も10年までの間に半数の患者が再発や転移をすると、昨年主治医の先生から聞かされました。

たとえば、ジョンズ・ホプキンズのデータではないですが、こちらのCancer2000のサイトにある膵腺癌のデータには11年までの生存率曲線が載っています。resection(切除)できた患者とできなかった患者の比較ですが、切除できても生存率はどんどんゼロに近づいていきます。

「いくつかの研究によって示唆されるように、外科的切除ではまれにしか治癒しない。 しかし、生存期間を延長することができる」と書かれています。多くのがんでは5年間再発・転移をしなければ「治癒」したものとみなされますが、膵癌にはあてはまりません。

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コンロン研究:切除を受けた患者間での生存率(N=118、生存期間の中央値= 14.3ヶ月)対、切除を受けなかった患者(N=566、生存期間の中央値= 4.9ヶ月、P <0.0001)の比較。5年後に生存しているのは、12人で10%。

12人のうち、6人は報告時点で疾患の証拠もなく生存していた。5人は60、61、62、64、および64ヶ月で、再発性または転移性膵腺癌で死亡した。残りの1人は膵臓癌の再発の証拠はないが、転移性肺癌で84ヶ月で死亡した。

やはり、5年から10年までに半数の患者が死亡しています。しかし、84ヶ月(7年)を過ぎた残りの半数、6人は10年以上生存しているのですから、このデータを見る限りでは、7年を過ぎれば「治癒」と考えて良さそうです。

今月末の検査で再発・転移がなければ、私もこの仲間に入ることができるかもしれません。

「がん記念日」にネガティブな話題ですが、これらの研究はいずれも膵癌の抗がん剤がゲムシタビン単剤だったころのものが多いのです。現在はより効果のある抗がん剤がより多く(アメリカでは9剤)使われるようになっていますから、もう少し成績が良いはずだと期待することができます。


がんと闘う多くの仲間がいます。

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7回目の「がん記念日」” に対して1件のコメントがあります。

  1. キノシタ より:

    林様。
    福岡のご出身ですか。九州男児と言いますが、女性の場合はどう言うのでしょうか。でも、膵臓がんにまけないで人生を楽しんでいるご様子、「なるようになるさ!」ががんには一番良さそうですよ。くよくよしたって、できることは限られています。その時間を楽しいことに使うことです。
    今後ともよろしくお願いします。

  2. より:

    キノシタ様、7回目の記念日おめでとう御座います。ブログを拝見する度に勇気付けられております。私はまだ2回と2ヶ月です。今年で59才になりますが本当に忙しい人生を今まで集中して生きてきたと思っています。今まで平均的な人生の8掛けをすでに生きてこれからは、すい癌と戦いつついかに人生を楽しむかそればかりを考えております。最近はU-TUBE、WOWOWで音楽を楽しんでいます。先日鎌倉でチューリップの財津和夫さんのLIVEに行ってきましたが、東京に出てきたときの話を感慨深げに話されていました。同じ福岡出身としてはホロリとした気分でした。

  3. キノシタ より:

    ブルプロさん、mokuさん。コメントありがとうございます。
    新しい抗がん剤も使えるようになってきましたから、もう少しは成績が良くなるだろうと思っています。
    写真は、歩かなければとれませんから、第一に運動になります。良い写真が撮れれば心が満足します。きれいな景色も免疫力を上げてくれるでしょう。
    何よりも、がんであろうとなかろうと、充実した「この日を大切に生きる」ことだけが人にできることだろうと思っています。
    お互いにがんばりましょう。

  4. moku より:

    無事7年を迎えられたこと、おめでとうございます。
    しかも仕事も趣味も旅も!
    膵癌と闘ってるひとりひとりが大きな勇気をもらっています。
    ここで得られる情報は、積み上げられたキノシタさまの主観も書かれ、なるほどと頭が下がります。
    多忙な中での更新、ほんとうにありがとうございます。。

  5. ブルプロ より:

    こんにちは、いつも有用な記事を書いていただき、とても参考になっております。
    やはりすい臓がんは7年から10年なるまで安心できないですね!探していたのですが、病院のデータも改定中途のことでいくら経っても出てこない時だったので、とても参考になりました!私は後少なくとも6年3ヶ月がんばらないと!!
     写真を撮ることは免疫力をUPさせてますよね~!そう思い込んでます。

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