膵臓がんから15年を生きて(2)

多摩川台公園あじさい園

膵臓がんってことは、死刑宣告?

血糖値が急激に上昇し、喉が異様に乾く、足がつるなど糖尿病の初期症状が現れたので、超音波検査を受けることにしたのが、6月7日。

そして、先に記事にも書いたとおり、超音波検査で主膵管が拡張しているのが判明したのでした。それが6月11日です。

この時点で、私としては「膵臓がんに間違いなかろう」と変な確信を持っていました。

なので、私の「がん記念日」は6/11としております。

超音波検査の結果を受けて、大学病院でのCTを考えていたのですが、その足で糖尿病クリニックに結果を持っていくと、先生が

「大学病院の CT 検査を待っていると検査まで2~3週間、そして結果が出るのにさらに2~3週間掛かる。うっかりすると結果が出るのは2ヶ月後になります。膵臓がんは足が速いからそこまでのんびりしておられません。この近くの町医者で最新鋭の CT を持っているところがあります。そこを紹介しましょう」

ということになり伊藤医院を紹介していただきました。そして翌日の造影CT検査の予約を取ることができました。

その間の詳細はこちらの記事に書いてあります。

木造のいかにも町医者という感じの病院(正確には”医院”)である。こんなところにCTが・・・と思わせるようなこじんまりとした古い建物だ。

しかし診察室に入ると東芝製の最新式のマルチスライスCTが備えてあった。

「80%悪性だと思います。しかし、まだ可能性があります。可能性があるからこうして詳しく説明しているのです。」

「肝臓その他リンパ節への影響もCTで見る限りはなさそうです。十分手術できる段階ですから、急いだほうが良いです。」とのこと。

私が「先生、これは死刑宣告ですよね」というと、「まだ良性の可能性もあるし、とにかく急いだほうが良いですよ」とのこと。

前日に予約した造影 CT 検査の結果を、翌日には丁寧に説明をしてくれました。

再び糖尿病内科クリニックにその結果を持ち帰り、先生がどこの病院にしますかと問うので「癌研有明です」と、ここ数日調べて考えた結果を告げました。

そして癌研有明の消化器外科の部長先生が当番の日が木曜日だということが確認できたので、その日に電話で予約。幸い初診の予約が取れました。それが6月14日です。

足の早い膵臓がんだから、こちらも俊足で決定

つまり超音波検査の3日後には、消化器外科での再び造影 CT 検査と行いその場で手術日を決めたのでした。

その辺の詳細は次回に。

なおこのブログのタイトルは何度か変わっておりますが、超音波検査を受けた6月11日から立ち上げたブログが15年間続いております。

膵臓がんから15年を生きて(1)

膵臓がんから15年を生きて(3)


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