シュレベールの箴言(1)

シュレベールの『がんに効く生活』から、名言・箴言などを集めて、シリーズで紹介します。

補完代替医療(統合医療)を考えるなら、『がんに効く生活』はぜひ読んでおきたい一冊です。

私たちは誰でも、体内にがん細胞の芽を持っているだけでなく、体自体がその芽ががんに育つプロセスを妨げるように作られている。それを活用するかしないかは、本人次第である。

シュレベールは、フランスの医師、神経科学者、著述家である。ピッツバーグ大学医学部の精神医学教授であり、アメリカにおける「国境なき医師団」の創立メンバーでもある。

新しく開発されたfMRIの実験台となったところ、脳腫瘍が見つかる。この本を書いた時は、見つかってから7年目であり、彼自身が調べて実行した統合医療に関して紹介している。

医者は『サイエンス』誌や『ネイチャー』誌といった権威ある雑誌で発表されたばかりの、科学の基本的な発見について、あまり知らない。人体レベルの実験が行われていないかぎり「エビデンスがない」と切り捨てる。

しかし、シュレベールは

それでも、そうした重大な発見こそが、ときには、新しい薬や治療法が誕生するのを待たずして、自分で自分の身体を守きっかけとなることがある。

と言うのである。医学的データベースに容易にアクセスできる立場に合った彼は、

科学的データを集めることで明らかになったのは、がんとの闘いの中で私たちの体が本来もっている”がん”防衛のメカニズムがいかに重大な役割を果たしているか、ということだった。

とも述べている。

がんに効く生活 克服した医師の自分でできる「統合医療」

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ダヴィド・S. シュレベール
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