『てるてる坊主食堂』届きました。
のりぽきーとさんが、がん病院の待合室において、多くの方に読んでほしいと、クラウドファンディングで資金を集め、出版にこぎつけた『てるてる坊主食堂』が届きました。
お礼のカードも同封されていましたよ。
手術ができない膵体部がんが、承認されたばかりのFOLFIRINOX療法で劇的に効果があって腫瘍が縮小し、コンバージョン手術を行うことができたのです。
残念ながら再発したのですが、最期は抗がん剤治療も断って、好きな仕事で充実した日々を過ごされたのでした。
最後まで美味しいものを食べ、髪を伸ばして美しく逝きたい。
そんな決意で過ごされたのですね。
こうした治療の経過が4コマ漫画で描かれています。
29歳でご主人を亡くし、2歳の娘と養父母を養ってきたてるこさん。苦労の連続だったでしょう。たくましく生きてきました。私も同世代ですが、同じ苦労のほどが身にしみます。
がん治療において、一日一日を有意義に充実して過ごす。仕事への熱意と家族の愛が大切なことを教えてくれます。
そうだね、そうだよね。と頷くところがたくさんあります。
『てるてる坊主食堂』は12月16日発売です。