「がん医療の闇」患者の利益にならないがん治療とは?

現在のがん医療はエビデンスに基づいたいわゆるEBMと言われるものでです。そして標準医療こそ最高のがん治療と力説する専門家もいらっしゃいます。

私も膵臓癌が見つかって以来標準医療だけで治療をやってきました。ですから標準医療は最高のがん治療というのは確かにその通りなのですが、一方で果たしてこれが患者のためになっているのかなと疑問に思っている点も多くあります。

1年前のブログ記事で『悪いがん治療』という書籍を紹介しました。

膵臓癌で使われるタルセバ(エルロチニブ)は生存期間中央値が10日延びるというだけで承認された薬です。これが果たして膵臓癌患者の期待に応える内容なのでしょうか。この本でもタルセバ(エルロチニブ)は度々取り上げられています。

1年ほど前に出版された本ですが、日本国内の腫瘍内科医からはほとんど反応がありませんでした。

Amazonの書籍紹介欄には勝俣先生の推薦と書かれているにもかかわらずです。

この本は、レベルの低い医療批判本ではなく、
腫瘍内科医によるこれからのがん医療の未来へ向けての提言だ
――日本医科大学武蔵小杉病院・勝俣範之氏推薦

しかし佐藤典宏先生が、この本の主要なテーマを3つに絞って簡潔に解説した動画をアップしてくれました。

佐藤先生、ありがとうございました。


膵臓がんと闘う多くの仲間がいます。応援のクリックをお願いします。

にほんブログ村 病気ブログ 膵臓がんへ
にほんブログ村

にほんブログ村 病気ブログ がんへ
にほんブログ村


スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です