のんびり夏休み

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大森のダイシン百貨店が新装開店し、名称も「オオモリノモリ」とおしゃれに。金澤翔子さんの揮毫も行われたようで、イベントは知らなかったが、ご覧のようなすばらしい作品が展示されていました。

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翔子さんについては「小さき花」で紹介したことがあります。ダウン症の彼女の力強い作品を観ると、人間の能力・才能ってなんだろう、幸せって何なのだろうと考えさせられます。

『私はがんで死にたい』には、多くのがん患者を看取ってきた小野寺時夫さんが、がん患者の死に顔にも特徴があると書いています。心残りで怖いような死に顔をしている人には、末期がん治療中に、夫が愛人を作ってしまって見舞にも来なかったとか。地位も金もあり、これまですべてを思い通りにしてきた人が、がんは金があっても治るわけではない現実を最後まで受け入れられなかった経営者などがいたといいます。幼い子どもを残して旅立たなければならない母親などもそうでした。

キリスト教文化圏の欧米では、末期がんだからとパニックになる患者は見たことがないとも書いています。ホンのつかの間、この世に生を受けている身だから、死は神様の思し召しという死生観をっているからでしょう。

日本人だって、鴨長明、良寛、吉田兼好などそうした文化はあったはずなのですが、日本の良き文化はどこに行ってしまったのでしょうか。いやいや、福島原発事故後の対応をみていると、方丈記に書かれている福原遷都を思い出します。突然の遷都、政治はいつの時代も弱者を犠牲にするのです。野田総理の言葉を聞いていると、確かに日本語でしゃべっているのですが、私にはその論理がどうしても理解できない。彼はアンドロメダ星雲人のような、我々には想像できない思考回路の持ち主なのだろう。


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