日本でも「光免疫療法」の治験が始まる-がん撲滅サミットに参加して

スポンサーリンク
【日 時】2020年1月18日(土) 13:30~17:00(開場・受付:13:20ごろ)
【場 所】京急本線 京急蒲田駅東口から徒歩3分、JR蒲田東口から徒歩13分 大田区産業プラザ3階 特別会議室
【対 象】膵臓がん患者とその家族、遺族
【参加費】1,000円(会場使用料及び資料代)
【定 員】 80名
【内 容】
●講演:押川勝太郎先生「がん治療の心得は登山と同じと知ってましたか?~トラブルを織り込んだ先読み能力が寿命を伸ばす~」
●患者さんどうしの情報交換会~フリートーキング

オフィシャルサイトはこちら
申込み受付までもうしばらくお待ち下さい。
LINEで送る
Pocket

最終更新日

昨日の朝日新聞に、

がん治療の光免疫療法、国内でも治験へ 米で実績』の記事で

光を当ててがん細胞を壊す新たながん免疫療法の安全性を患者で確かめる臨床試験(治験)が、国内でも年内開始を目指して準備されていることがわかった。開発した米国立保健研究所(NIH)の小林久隆主任研究員が11日、朝日新聞の取材に答えた。

日本では、米国で治験を実施する企業の日本法人が頭頸部がんの患者を対象に、年内の治験開始を目指している。
小林さんは取材に、「光免疫療法はがんが再発した人も希望が持てる方法。がんに打ちかつ治療として普及させたい」と話した。

と書かれていました。

Xt2f6464

本日の『第3回がん撲滅サミット』には小林久隆氏も出席され、参加者から質問攻めに遭っていましたが、国立がん研究センター中東病院 院長の大津敦医師が「光免疫療法の治験を来春3月頃に始めます」と断言していました。

朝日新聞の「年内に」とは少しズレていますが、一日も早い開始を望みたいものです。

小林氏の講演内容は良かったですね。ただ、このブログの過去の記事や『がん光免疫療法の登場』を読んでいる方にとっては、新しい内容はなかった気がします。

米国において、頭頸部がんは治験の第2相試験まで進んでいます。

第1相試験では、腫瘍が30%以上小さくなる奏功率が全ての患者に見られたという。3割の患者では腫瘍が消失した完全奏功を得ることができた。第2相試験も進んでいて、さらに良い成績が期待できるという。

承認されなければ他の癌腫への治験に進めないので、頭頸部がんで良い成績を堕すことを優先しているという説明でした。

大腸がん・膵がん・悪性黒色腫・乳がんは治験準備中
前立腺がん・B型悪性リンパ腫はマウスの実験段階
(今年の8月時点)


がんと闘う多くの仲間がいます。

にほんブログ村 病気ブログ すい臓がんへ
にほんブログ村

にほんブログ村 病気ブログ がんへ
にほんブログ村


スポンサーリンク

このブログの関連記事

  • 膵臓がんにも有効なBNCT機器の開発膵臓がんにも有効なBNCT機器の開発 ホウ素中性子捕獲療法 ホウ素中性子捕獲療法(BNCT)による臨床試験が国立がん研究センターなどで始まっています。従来の原子炉からの中性子を利用していたものから、中性子源を直線加 […]
  • 光免疫療法の開発には日本の優れた技術が使われている光免疫療法の開発には日本の優れた技術が使われている 光免疫療法に関するこぼれ話です。 1月15日に島津製作所が、「がん光免疫療法に関する計測技術について米国国立がん研究所と共同研究契約を締結」と発表されました。 島津製作所 […]
  • 新しいがん治療新しいがん治療 東京新聞って、朝日や読売に比べて医療記事が少ないのですが、本日の特集は「新しいがん治療」 CAR-T療法、光免疫療法、ウイルス療法の紹介でした。 CAR-T療 […]
  • 第3回がん撲滅サミット 光免疫療法の小林久隆氏が講演第3回がん撲滅サミット 光免疫療法の小林久隆氏が講演 第3回がん撲滅サミットが11月にパシフィコ横浜で開催されます。昨年は一部の患者団体、医師から執拗な妨害があり、混乱したことが記憶に新しいです。 少量抗がん剤治療と動注塞 […]
  • 神奈川県立がんセンターのいざこざ神奈川県立がんセンターのいざこざ 神奈川県立がんセンターの放射線医が一斉に退職するというニュースですが、イマイチ分かりづらいです。 神奈川県立がんセンターで医師が次々辞職!いったい何が? […]
  • DWIBS(ドゥイブス)法とは?特殊なMRIDWIBS(ドゥイブス)法とは?特殊なMRI 完治させるために抗がん剤を使う 岡田直美医師と善本考香さんの共著『このまま死んでる場合じゃない』では、癌治療の過程では頻繁な検査が不可欠だとして「少し特殊なMRIを受けていただ […]
  • 量子線メスの講演(JASTRO)第30回学術大会量子線メスの講演(JASTRO)第30回学術大会 日本放射線腫瘍学会(JASTRO)第30回学術大会が開催され、「量子メス:次世代量子線がん治療装置?がん死ゼロ健康長寿社会を目指して?」と題して、平野俊夫(国立研究開発法人量子技 […]
  • がん研有明のプレシジョン医療がすごい!がん研有明のプレシジョン医療がすごい! 費用は研究費でまかなうので患者の負担は数万円になりそうです。こちらに北海道がんセンターのがん遺伝子パネル検査の費用が載っていますが、65万円です。 […]
LINEで送る
Pocket

日本でも「光免疫療法」の治験が始まる-がん撲滅サミットに参加して” に対して1件のコメントがあります。

  1. キノシタ より:

    れいんぼうさん、ぴーさん。
    膵臓がんの方が結構参加されていた様子でしたね。また九州などの遠くからの参加者もいました。
    なんか、以前のがんペプチドワクチンのときのフィーバーに近い感じを受けました。がんワクチンも、大きな期待を受けながらも、結果はご存じの通り。
    光免疫療法も、これから多くの障害があるに違いありません。
    膵臓がんに関しては、近赤外線が体表から5センチ程度しか届かないので、術前術後に照射するなどの工夫が必要でしょう。
    膵臓がん細胞にマッチする抗体があるのかどうかも課題です。
    期待はしつつも、うまくいっても10年後ではないでしょうか。

  2. れいんぼう より:

    マスターさま、
    今日の小林先生のプレゼン、期待して聴きました。
    がん治療の有効な治療の選択肢になるであろうことは、わかりました。ですが、やはり、膵癌には、まだ道のりは遠いようですね。私はそう受け止めました。
    いずれにしても、 近い将来の実現化を望むばかりです。

  3. ぴー より:

    早速のレポートありがとうございます。
    3月ですか。期待ですね!
    サミットのレポート楽しみにしております。
    よろしくお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です