官民挙げて、日本の免疫療法を確立すべきだ

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シカゴ By: Roman Boed

中村祐輔先生の「シカゴ便り」が「最終回」ですと。一瞬驚いたが、日本に帰ってくるのでシカゴでの最終回なんでしょうね。

クロ現+の免疫細胞療法に関して書かれています。

私の意見は、二つの記事を初めとした一連の投稿に書いていますが、中村先生と通じるところが多数あります。納得できない部分もあるが。

こちらでは免疫細胞クリニックを批判し、

こちらでは、それだけでは問題は解決しない。どうすべきかと問うています。

中村先生の次の言葉など、ガッテンです。エビデンスが足かせになっていて、がん難民を増やしているのです。

多くの人たちは、「エビデンスのない治療法」という言葉を使って、新しいことをすべて否定する傾向にある。

「エビデンス」は検証することによって始めて生み出される。しかし、人での「エビデンス」を検証する前には、基礎研究で、そして、動物実験で「エビデンス」が積み重ねられる。これも、また、「エビデンス」なのだ。効果がないと結果を受けての「エビデンスなし」なのか、評価が出来ていないという意味での「エビデンスなし」なのかを区別することもできていない。

私はペテン師のような医師を「白衣を着た詐欺師」と批難してきた。まじめに取り組みながらも、治療成績をはっきりさせてこなかった医療施設にも責任はある。

日本では相談しても、標準療法の先の治療法がないのだ。日本の批判をして、米国を礼賛し、日本の実情を顧みない提案をする。本質的な問題を全く理解していない。根源的な問題を掘り下げて、対案を示さない限り、標準療法後の「がん難民」には何の助けにもならない。

日本で活動している免疫治療施設も、効いたと謳うなら、正々堂々と効果があった症例とその患者のデータを公開すればいいと思う。心ある人たちが集まって、治験を行い、データを集積して「エビデンス」を示していけばいいのではないのか?

まさにそのとおり、免疫細胞クリニックはデータを出すべきだし、ないのなら知恵を絞って臨床試験をしなさい。現状では「延命効果なし」といわれてもやむを得ないでしょ。

瀬田クリニックがコホート研究のデータを出しているが、こんなんでは健康保険適用なんて夢物語で、まだまだ不十分です。「免疫治療施設も、効いたと謳うなら、正々堂々と効果があった症例とその患者のデータを公開すればいい」との言葉を真剣に受け止めるべきでしょう。

医療の中心にいる方たちも、「エビデンスがない」の呪文などいい加減にして、官民を挙げて新しい免疫治療を探るための方策、エビデンス作ることを必死で考えて欲しい。それががん患者の願いなのだから。


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