膵臓がんの治療法が変わるかもしれません。

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【日 時】2019年4月14日(日) 13:10~16:30(開場・受付:12:50ごろ)
【場 所】JR京浜東北根岸線 大森駅東口から徒歩4分 Luz大森4階 入新井集会室
【参加資格】膵臓がん患者とその家族、遺族
【参 加 費】1,000円(会場使用料及び資料代、講師謝礼)
【定 員】 130名
【内 容】
●講演:ジャーナリスト 森省歩氏による丸山ワクチンの講演
●患者さんどうしの情報交換~フリートーキング

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たぶん、切除可能な膵臓がんの治療法が変わるのでしょうね。

日経メディカルに『切除可能膵癌でゲムシタビン+S-1による術前化学療法が手術先行と比較してOSを延長【ASCO GI2019】』の記事が掲載されています。

切除可能膵癌に対し、ゲムシタビンとS-1の併用療法による術前化学療法(NAC-GS)を施行後に手術を行い、S-1による術後補助化学療法を行う治療戦略は、手術を先行して術後補助化学療法を行う標準的治療よりも、全生存期間(OS)を有意に延長することが、第II/III相のランダム化比較試験Prep-02/JSAP-05から示された。米国サンフランシスコで2019年1月17日から19日まで開催されたGastrointestinal Cancers Symposium(ASCO GI2019)で、東北大学大学院医学系研究科外科病態学講座消化器外科学分野の海野倫明氏が発表した。

膵癌診療ガイドライン2016年版」には、「Resectable(切除可能な)膵癌に対して外科的治療は推奨されるか?」にこう書かれています。

ここに記載されたPrep-02/JSAP-05臨床試験の結果が出たわけです。

ゲムシタビンとS-1の併用療法による術前化学療法(NAC-GS)を施行後に手術を行い、S-1による術後補助化学療法を行うグループと、術後のS-1による術後補助化学療法だけを施行したグループを比較したランダム化比較試験です。

第2相試験部分では、患者86人のうちで、NAC-GS群93%、手術先行群82%が手術可能と約10%の差がつき、術前の補助化学療法の有効性が確認されました。

生存期間中央値は、NAC-GS群36.72カ月、手術先行群26.65カ月で10ヵ月の差、2年全生存率は、NAC-GS群63.7%、手術先行群52.5%だった。また全てのサブグループにおいて、予後はNAC-GSで良好だった。

リンパ節転移はNAC-GS群で有意に減少した。

全対象の再発形式で有意差がみられたのは肝転移(p=0.01)で、NAC-GS群の30.0%、手術先行群の47.5%に発生し、NAC-GS群で有意に減少した。

良いことばかりですね。術前の補助化学療法をしたら、

  • 手術できる患者が10%増えて
  • 生存期間中央値も10ヵ月伸び
  • 予後も良い
  • リンパ節への転移も、肝臓への転移も少ない

現在「膵癌診療ガイドライン2019年版(第5版)」が改訂作業中で、パブリックコメントを募集していますが、今回の結果が取入れられることになるのではないでしょうか。


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