がんと心の関係~サイモントン療法~
次回の『膵臓がん患者と家族の集い』は、サイモントン療法協会の認定トレーナー、川畑のぶこさんによる講演を予定しています。
タイトルは「がんと心の関係~サイモントン療法による癒やし~」
この企画は、以前からずっとやってみたかったテーマなのです。なぜなら、多くのがん患者の方に、治癒に導くのは心の平安だと気付いて欲しいからです。
私とサイモントン療法との付き合いは長いです。膵臓がんと言われてから、間を措かずに始めたのがサイモントン療法でした。
川畑のぶこさんの「がんのイメージ・コントロール法」を買ったのが2008年7月ですから、告知後1年の頃です。この書籍は既に絶版になり、ほぼ同じ内容で「サイモントン療法~治癒に導くがんのイメージ療法」として出版されています。
こんにちでは、ストレスとがんとの間には深い関係があることが分かっています。ストレスは、私たちの免疫システムにただちに影響を与えます。がんと闘うのは、抗がん剤ではなく、免疫システムなんです。
このシステムが正常に機能していないで、どうしてがんと戦うことができるのでしょうか。
そうした現象に、初めて光をあてたのがサイモントン博士でした。
私の実感としては、すぐにサイモントン療法を始めたことで、膵臓がんを治癒に導くことができたと考えています。もちろん、私の個人的な実感ですから、エビデンスはありません。
しかし、サイモントン療法をやる度に、確かな手応えを感じたのです。
次回の『膵臓がん患者と家族の集い』に向けて、サイモントン療法やがんと心の関係について、改めて書いてみたいと思います。
手術後まだ48時間で、長時間座っているのが無理なので、続きは次回に。