臓器横断型新薬の「エヌトレクチニブ」が膵臓がんで使える


【日 時】2020年9月21日(敬老の日) 13:00~16:00(開場:12:45)
【参加資格】膵臓がん患者とその家族
【参 加 費】無料
【定 員】 100名
【内 容】
第一部 講演:佐藤典宏先生
   「膵臓がんの標準治療と代替医療~外科医の立場から~」
第二部 患者さん同士の交流会。コロナにも膵臓がんにも負けないぞ!

ウェブ会議ツール「Zoom」を使ったWeb交流会となります。
スマホだけで簡単に参加することができます。


詳しくはオフィシャルサイトで

9月20日9:00AMまで参加申込受付中です。
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転移・再発した膵臓がん患者の方に朗報です。

NTRK融合遺伝子陽性の固形がんに対する国内で初めての治療薬

中外製薬の9月4日付ニュースリリースによると、

「NTRK融合遺伝子陽性の進行・再発の固形癌」を効能又は効果として製造販売承認を取得した抗悪性腫瘍剤/チロシンキナーゼ阻害剤「ロズリートレク®カプセル100 mg、同200 mg」[一般的名称:エヌトレクチニブ](以下、ロズリートレク)について、本日、薬価収載され販売を開始したことをお知らせいたします。

とのことです。

ロズリートレク(一般名:エヌトレクチニブ)は、はNTRK融合遺伝子陽性の固形がんに対する国内で初めての治療薬となります。

極めて稀な遺伝子変異を伴う「NTRK融合遺伝子陽性の進行・再発の固形癌」を対象に、厚生労働省より先駆け審査指定制度の対象品目に指定され、本年6月18日、世界で初めての薬事承認を日本で取得していました。

NTRK融合遺伝子が陽性であれば、膵臓がんにも適用されます。

NTRK融合遺伝子の検出については、中外製薬が販売する遺伝子変異解析プログラム「FoundationOne® CDx がんゲノムプロファイル」がロズリートレクのコンパニオン検査として、本年6月26日に厚生労働省より承認を取得しています。

エヌトレクチニブはSTARTRK-2試験の成績に基づいて承認されたが、主要評価項目は、奏効率(ORR)です。

この試験では、54例が登録され、NTRK融合遺伝子陽性患者の56.9%に奏効を示した。

中でも5例は「完全奏功」であり100%の腫瘍縮小率でした。下の図の右5例


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膵癌でも約70%の縮小を見た患者も含まれています。

治療にアクセスするには

NTRK融合遺伝子陽性は稀であり、1%程度と言われています。

まずは、NTRK1/2/3, ROS1 またはALK融合遺伝子が陽性かどうかを調べる必要があります。「FoundationOne® CDx がんゲノムプロファイル」がロズリートレクのコンパニオン検査とし承認されていますから、健康保険が使えます。

あなたの病院がオンコパネル検査の実施施設であれば可能ですので、まずは主治医に相談してみましょう。

対象施設でなくても、紹介してもらうことはできます。

数%の可能性とはいえ、諦めずにチャレンジしてみましょう。

10月13日の『膵臓がん患者と家族の集い』で、佐藤典宏先生に質問してみることもよいですね。


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