2020-01「膵臓がん患者と家族の集い」参加者コメント(3)

『膵臓がん患者と家族の集い』も毎回どなたかの講演をお願いしていますが、この会を始めた当初は、単なる患者さん同士のおしゃべり会でした。

それでも皆さん充分に満足していただき、回を追う毎に参加者も増えてきました。

ただ、多くの患者さん、家族の願いは「自分たちも治療法に参加して、何かできることはないのか」との思いでした。

そのための参考になるようにと、いろいろな方のご講演をお願いするようになったのです。

今回は、この集いの初期から、手弁当で無償で参加してくださっている押川勝太郎先生に講演をお願いしております。

YouTuberでも多くを発信しているので皆さんご存じでしょうが、改めて押川先生の癌治療に関する知識を伺いたいと思っております。

参加者からのコメント

【患者 ステージ2 手術をした】
TS-1の抗がん剤治療も12月で終わり3ケ月毎の経過観察となりました。抗がん剤が終わっても丸山ワクチンと漢方のゴボウシは続けています。今のところ転移は見られないとのことですが癌ですから心配はつきません。食事がおいしく取れるようになりましたので、運動(散歩)を続けて体力を付けて行きたいと思っています。

今年の4月に膵頭部の手術をされた方です。幸い転移・再発はないようですが、膵臓がんは2年目までに再発するリスクが高いので、免疫力を高めるような生活をしましょう。どうすれば真の免疫力が高くなるのかは、先日のブログで紹介しました。

【遺族 ステージ4 手術をしなかった】
大切な人を失い落ち込んでます。心の穴が少しでも浅くなればと思います。夫の闘病生活は、私も一緒になって延命に励んでいました。だいぶ記憶が薄れて参りましたが、知っている限りお伝えできたらと思います。

10年経ってもまだそのような喪失感が残るのですね。「集い」はそうした方のための場でもあるのです。毎回多くのご遺族の方が参加して、悩みや喪失感を共有されています。リピーターで来られるので、みなさんこの集いの場で癒やされているのでしょう。

【患者 ステージ4 手術をした】
2016年4月の手術時、多発肝転移もあったが、膵臓の腫瘍は切除でき、術後に肝転移に対しFOLFIRINOX療法での治療を開始。転移消滅→再発を繰り返し、現在は肝臓・腹膜に転移。19年1月よりアブ+ジェムに変更。肝機能低下と薬疹のため1投1休で治療中。ゲノム検査の目的で、肺の転移腫瘍を切除。同じ病気だから分かり合える皆さんとお話をして、パワーを蓄えたいです。よろしくお願いします。

手術、抗がん剤、転移再発と、困難を乗り越えて治療を続けています。参加者の皆さんにもたくさんの勇気とチャレンジする心を与えてください。

【家族 ステージ4 手術をした】
標準治療を含めた統合治療やゲノム検査など、皆さまから勉強させていただけたらありがたいと思います。

初めて参加される方です。たくさんの方からぜひ多くの情報をいただいて、希望を抱いてお帰りになれることを願っています。

第20回『膵臓がん患者と家族の集い』


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